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あのね...
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「どうしたの?」

優しい声で尋ねてくる
それに安心した僕はずっと言いたかったことを言った

「あのね…本当に感謝してるんだ…」
「どうしたの急に…」

感謝という言葉を聞いてか戸惑っていることがわかる

「どうもしてないよ?最後まで聞いてほしい」
「いいよ…話してごらん?」

僕の気持ちを察してか何も言わなくなった

「僕を拾ってくれて…

僕に名前を付けてくれて…

言葉を教えてくれて…

学校に行かせてくれて…
ありがとう…

それにね…
僕が一番感謝してるのは



ずっと…
いつも…
僕のそばにいてくれて…
本当にありがとう…

必要って言ってくれて
嬉しかったよ…

だって…
迷惑かけてるって…
思ってた…

僕には貴方しかいない…
だから…
必要て言ってくれて
本当に…
嬉しかった…

これからもずっと…
そばにいたいよ

つらいとき
苦しいとき
落ち込んだ時

僕が慰めてあげる…

僕にしてくれたから
これからは僕が…
僕が大丈夫って
言う…

そばにいるから…

それが僕の…
誕生日プレゼントだよ


誕生日おめでとう♪」

「…」


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