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スタスカ短編
星月先生の春休み(秋組)


ギャグ小説
キャラ破壊あり(主に琥太郎)
最後あとがきあり


















「琥太にぃの休みって毎日だよね」








この一言がいつもなら流す琥太郎先生の心を強く貫いた








「郁・・・・それは本気か・・・・・・」

「いや冗談でもあるけd・・・・って琥太にぃ!?」

水嶋郁は思った。いつもと雰囲気が違うことに

(この雰囲気は・・・・落ち込んでる!?)

「なんでそのくらいで!?」っと突っ込みたいところ山々なのだが、今は琥太郎が落ち込んでいることにびっくりだ

いつもなら軽く受け止めてくれるのだが、今日は違うらしい

「えーとね、ごめん。冗談だから。ね?」

「・・・・(無言)」

(何か怖いよ。琥太にぃ・・・・)

少し間を置いてから、琥太郎がとんでもないことを言い出した

「郁・・・・俺をそんなにニートだと言いたいのか!?」

琥太郎は机を叩くと同時に、勢いよく立ち上がった

そして、郁の方を睨んだ

「え、えぇ!?」



ガラッ



後ろの方でドアが開く音がした



カツカツ



この足音は月子だ

「失礼しまs・・・あれ?」

いつも鈍感でドジッコ☆月子がこの空気に気づいた。珍しい

「どうしたんですか?」

「ま、まぁね・・・」

曖昧な返事をする郁

「はぁ・・・」

重なる琥太郎の重い溜め息

空気はさらに泥沼化状態になってきましたあああああ!!



ガラッ!バシッ!



勢い良くドアが開く音と閉める音。

まさしく直獅だ

「こたろーせんせーいるかー!?」

「はぁ・・・」

その溜め息に直獅もギョッとしたらしい

「おぁ?え・・・っ!?」

それもそうだろう、琥太郎からはすでに重々しいオーラが漂っている

(いったい何が・・・)

月子、直獅は思った

「あはは」と苦笑いする郁

まさしく郁のせいだということ

「水嶋、お前何言ったんだ?」

「『琥太にぃの休みって毎日だよね』って言いました」

「素直でよろしい!・・・じゃない!どうしてそんなこと言ったんだよ!?」

「僕も悪気があった訳ではないんです。まさかここまで落ち込むとは・・・・・」

「た、確かに・・・・」

三人ともひどく驚いた

いつもの琥太郎とは大違いなその反応に

チラッと今でも落ち込んでいる琥太郎のほうを見ると――――

「「「!?」」」

信じられない行動に出ていた

窓を開け、そこから飛び降りようとしている

「「「(こたにぃ、琥太郎センセー、星月先生)何やってる(の、だ、んですか)!!!」」」

必死に三人で止め、やっとのことで収まった

今は疲れたらしく保健室のベットで寝ている。目に涙を溜めて

絶対に今日の琥太郎は変だ。何か絶対にあったはず

「あれ、そういえば・・・」

月子がボソッと呟く。「どうしたんだ?」と大人二人は月子に尋ねる

「星月先生、翼君に飴貰って舐めてたのを目撃「それだ、原因」

郁はそういうと保健室を飛び出し、翼を捜しに行った









そして数時間後、原因は翼の発明した「みんな元気になる元気玉飴」が琥太郎をあんな風にさせたのだった

「元気」じゃなく「傷つきやすい」のほうが正しい。失敗作だったらしい





そうして一日経過。琥太郎はいつもどおりに戻っていたという










―あとがき―


実はこれ、私の文だけではないのです
途中でお友達のぽぴあ様が参戦
ぽぴあ様が書いた文
少し〜まさしく郁のせい まで

ニートネタは私ではなくぽぴあ様が考えた文だったのであった・・・
あとは適当に私が繋げました。琥太郎先生好きのみなさん本当にすみませんでした


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