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潤と祐二のその2
楽しい楽しい霊体験 6
チリーン・・
     
    チリーン・・



やばい・・・すでに柏崎は、玄関先で固まっていた。
かちんこちんに凍り付き、カップラーメンよろしく、熱湯を頭に・・って冗談ですってば。



おはよ。
じゃ、続きです。
なかなか進まない日記だな・・(;^_^A アセアセ…


 柏崎は、全身に霊気を感じて呆然としていた。
そう、こいつは根暗?なせいか、わりと感度がいいらしい。


「で・・・・取り憑かれたわけですね・・」
と、部屋に入ってきた柏崎は、正座をし、ひとつため息をつくなり、言った。



「違うよ、付いてきたの!」

「潤くん、それって、取り憑かれたっていうんですよ・・」

「お前な、もっと言い方に優しさはないのかい?」

「・・・潤くんは・・この状況が気に入ってる訳ですね・・。
まあ、夏というのに、この涼しさはなかなか良いですが・・」

「で・・柏崎、で・・今日はまた、どうしたんだ?」

「いえ・・また、別口のご案内に来たんですが・・。
必要ないみたいですね。ここ、賑やかみたいだし・・。
で・・・そのお綺麗な方は?」

「え゛っ?」

「いや・・その、可愛らしい方というか、そちらの女性は?」









「バカ!男だよ!」








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