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潤と祐二のその2
楽しい楽しい伊豆旅行 3
オッス・・。
ん・・続きっすかぁ〜。
何か、書きたくないなぁ。
聞きたい?
しょうがないな。じゃ、続きね。



 まだ、小さい女の子だった。
白かったブラウスと思われる服はぼろぼろで、
ところどころ赤茶けた染みがあった。
片方の手にはぶら〜んと人形を下げていた。
火事にでもあったのだろうか。
人形の髪は焼かれ、人形も溶けているようだった。
少女は虚ろな眼差しで、俺をじっと見ていた。

「こんなところで、どうしたの?」
俺の口をついたのは、こんな言葉だった。
むろん、俺は喋る気にはなれなかった。
祐二だ。
何時の間に、こんな芸当が身に付いたのだろう。
少女ははっと笑みを浮かべた。
そして、こう言ったのだ。

「私が、見えるの?遊んでくれるの?」と・・。





今、こうして家に帰って来て自分の部屋にいるけど、





いるんだ・・。その子。

何故って?

それは祐二と気があってしまったから。
それに、祐二が言うには、俺は憑依体質なんだそうだ。
移植手術で、祐二と一緒になってから・・。






  チリーン・・・




  チリーーン・・







 クスクス、祐二くん、次は何して遊ぶ?


  そうだね、オンラインゲームでもする?(祐二)






 俺の青春を返せーーーーーーーーーーーーっ(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)





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あきゅろす。
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