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ひと夏の恋
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ふわぁぁ〜。
おはよ。今日は遅くなっちゃったな。
えっと、続きっと・・・


祐二の頼みとは、ずばり恋。
やっぱ、これだったね〜。
しかし、相手は・・・。
はぁぁぁぁぁ?

芸能人?芸能人?芸能人?

芸能人だぜっ?
しかも、メールしてただとぉぉぉ!
おまっ、絶対、騙されてるっ。
それか、相手は嘘付いてるか、ネカマだっちゅうに。

祐二はぽろぽろ泣き出した。
顔が見れるわけじゃあないが、こう、しんみりとした空気が見える気がしたんだ・・。

「祐二、そいつのメール、残ってるのか?」

「うん。残っているはず・・」

「ちょっと、アドレス言ってみな。」

「えっと・・・・」

俺は、祐二の願いは無理だと思った。
相手に会いたいだなんて・・。
なっ?
みんなもそう思うだろ?
メールについては明日の続きっと。

やばい!時間だ。
行ってきま〜す。


   2020.6.30 jun.


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