ひと夏の恋 page 2 うん。いい天気だ。 それでは昨日の続きを書こう。 移植手術の終わった時だった。 何か、変だったんだ。 妙な違和感というか・・・ 朝、起きると涙の後が残ってるし。 普通、泣かないよな。 夢は全く覚えてないんだけど・・ ある日、僕は声を聞いたんだ。 そう。 全然、聞いたことのない声を。 「ねえ。」 ん? 「ここはどこなんだ?」 なんだか独り言のような声 「はあっ?何言ってんだぁ」 僕は自然と口について出たんだ。 そしたら、どっとみんなに笑われた。 当たり前だ。テスト中だったんだ。 みんなから居眠りしてただろってからかわれるし、 もう、気分は最悪だ。 これが、僕と祐二との出会いだった。 出会いっていえないかも知れないが・・ さてと、今日はここまでにしとくか。 2020.6.28 jun. [前へ][次へ] [戻る] |