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浦島太郎変態バージョン
助けた亀に連れられて
◇◆◇◆

むかーし昔、あるところに浦島太郎という若者が住んでおった。

太郎は漁師をしていたが、ある日何気なく通りかかった海辺で、子供らが集まっているのが目に飛び込んできた。

子供らは4、5人でわいわい言いながら、何かを取り囲んでいる。
気になってそばへ行ってみると、海亀が棒でつつかれたり、足で蹴られたりしていた。

これは捨て置けぬ。

「こらお前ら、亀をいじめるんじゃない」

太郎は子供らを叱りつけた。

「だって、この亀キショいもん」

「そうだそうだ、いじめてやる」

だが、子供らは言う事を聞かず、亀を寄って集って袋叩きにする。

「やめろと言ってるんだ! このガキ共が、尻をひん剥いて竿でぶっ叩くぞ!」

太郎は手にした釣竿を振り上げて怒鳴った。

「わあーっ! おじさん怖いー」

子供らは太郎の剣幕に恐れをなし、蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。

「ったく……」

太郎は走り去る子供を見て呆れていたが、亀は首をもたげて太郎を見つめていた。

「あのー、危ないところをお助け頂き、ありがとうございました」

ペコりと頭を下げて丁寧にお礼を言う。

「なっ! 亀が喋った」

太郎はびっくらこいて腰を抜かしそうになり、砂浜に尻もちをついてしまった。

「漁師の太郎さんですね」

亀は太郎ににじり寄ると、首を伸ばして太郎の顔に鼻先を近づける。

「ち、ちけぇ……」

太郎はそのままの体勢で後ずさりした。

「太郎さん、助けてくれたお礼に、竜宮城へご招待します」

亀は気にするでもなく、無表情に言う。

「えっ、竜宮城? あれか? 乙姫っていう美人がいる城か?」

太郎は竜宮城の噂を聞いた事があった。

「さようで御座います」

亀は淡々と答えたが、太郎はニヤニヤし始めた。

「へっへー、美人か……、いいな」

スケベ心が騒ぎ出し、俄然乗り気になってきた。

「では、さっそくご案内致します、わたしの背中に乗ってください」

亀はクルっと向きを変えて海の方へ向き直った。

「マジか? つか……海ん中だろ? 息できんのかよ」

太郎はおっかなびっくりな心境で聞いた。

「心配はいりません、さあ、乗って」

亀はなんでもない事のように言って促す。

「わかった、じゃ、乗る」

太郎は恐る恐る亀の背中に跨った。

「では、出発致します」

亀は一言言ってスタスタと軽快に歩き出したが、太郎はそれを見て地味にイラッときた。

「お前、こんな早く歩けるんだったら、ガキから逃げられるじゃん」

そう思うのも無理はなかったが、亀は太郎を無視して海の中に入って行く。

「うわっ!」

背中から滑り落ちそうになり、太郎は手にした釣竿を放り投げて甲羅を掴んだ。

「ちょっ、濡れてんぞ、いいのかよ!」

しかも、着物が海水に浸かって濡れている。
不満げに喚いたが、亀は答えずに海中へ潜った。

「うあっ!」

太郎は慌てた。
一瞬溺れたと思ったが、普通に息ができる。
それに、着物も濡れてない。

「あ、ありゃ?」

太郎はキョトンとした顔をして辺りを見回した。
魚が泳ぎ回り、海藻が揺らめいている。

確かに海の中だ。
なのに、地上と同様に息ができる。

亀は黙って泳ぎ続け、やがて竜宮城の門を潜り抜けた。

門は赤い珊瑚で出来ている。
神社の鳥居のようだと、太郎はそんな風に思っていたが、目の前に絢爛豪華な屋敷が見えてきた。

「あれが竜宮城……」

「そうです、今中にお連れします」

亀はひとこと言って屋敷内に入っていった。

太郎は亀の背中からおりて、亀について廊下を歩いた。
長い廊下沿いに座敷が沢山ある。

それだけでも太郎にとっては珍しい光景だ。

亀は一番奥の座敷にやってくると、そこで足を止めて障子の方へ向いた。

「乙姫様、恩のある人間を連れて参りました」

太郎は緊張した面持ちになっていたが、亀は障子越しに声をかけた。

「ああ、入れ」

中から返事があり、太郎は亀の後について座敷に入った。

乙姫らしき女人が、座敷正面の1段高くなった場所に座っている。
綺麗な着物を着た美人である。
太郎は夢のような出来事に茫然となっていたが、乙姫に呼ばれてそばに行った。

「ふふふっ、可愛らしい若者よ、亀を助けてくれたのですね?」

亀は大した説明はしていなかったが、乙姫はわかったような事を言う。

「は、はい」

太郎は『女神様のような存在だから、きっと事情を察する能力があるに違いない』そう思いながら返事をすると、乙姫は亀に下がるように言った。
亀はぺこりと頭を下げていなくなり、乙姫は太郎に向かって手招きする。

「こちらへ、もっとちこう寄れ」

「あ……」

太郎は吸い寄せられるようにフラフラと乙姫のそばに行った。

「太郎、早速だが、わらわと交わるのだ」

乙姫は太郎を抱き寄せ、太郎の顔を大きな胸に押し付ける。

「ふ、ふはっ、あっ、あっ」

太郎は突拍子もない事をされてしどろもどろになったが、胸の膨らみに挟まれて気分が昂った。

「よいのだ、遠慮はいらぬ、今、わらわを見せてやる」

乙姫は着物を脱ぎ捨てて裸になり、豊満な肉体を惜しみなく晒して太郎を誘う。

「あのっ、乙姫……様」

太郎がこれまでに女を抱いた回数は、片手があれば余裕で足りる。
ましてや、こんな美しい女を抱く機会は、一生かけてもないだろう。

太郎は興奮状態に陥り、乙姫にのしかかった。

「太郎、お前も裸に」

乙姫は太郎の帯を掴んで耳元で囁いた。

「はっ、はい」

太郎は急いで裸になった。
股間のイチモツは天を仰いで反り勃っている。

乙姫は足を開いて太郎を呼び寄せ、自ら陰茎を秘部に導いた。

「さあ、来なさい」

ぬるぬるとした熱い襞が触れ、太郎は頭に血が上って腰を突き出した。

「ああんっ!」

乙姫はたわわな胸を揺らして悶え、太郎を抱き締める。
色っぽい唇が半開きになり、太郎は熱い粘膜に包まれて興奮し、腰を揺らしながら唇を吸った。

「んふっ、んっ、ん」

乙姫は太郎の腰に両足を巻き付けて口吸いを受ける。
腰を揺らして硬い雄を咥え込んだら、太郎は早くも限界に達した。

「乙姫様、出る、子種が出る」

中に出したらマズいと思ったが、乙姫は絡めた足を外そうとしない。

「いいのよ、太郎、あなたの子種を頂戴」

切ない表情で訴えると、太郎は我慢できなくなって乙姫の胎内へ種を放った。

「ううっ!」

びゅるびゅると大量に出るのがわかる。
豊満なおっぱいに顔を埋めて陰茎を突き入れた。

「あんんっ、いいわ、いい」

乙姫はうっとりとした顔で脈打つ陰茎を感じていた。
太郎は全部吐き出したが、乙姫の秘肉は陰茎に吸い付いて離さない。
まるで、種を呑んでいるかの如く……蠕動していた。


それから後、太郎は時間を忘れて乙姫を抱いた。
繰り返し突いて乙姫の中に子種を放ち、玉袋が空になるまで交わり続けた。


疲れ果てて眠りについたが、太郎は夢の中でも淫行に耽っていた。
美しい乙姫の尻を掴んで腰を振る。
行為に夢中になっていると、突然体に異変が起きた。

「うぐっ!」

何かが尻穴に突き刺さっている。

「おお、尻穴もよいな」

乙姫は股間から陰茎を出して、太郎の尻穴に挿入していた。
陰茎は異様に長く、蛇のように蠢いて太郎の尻穴に入っている。

「ひっ、なにして」

太郎はやっと陰茎に気づいたが、乙姫に抱き締められて動けない。

「わらわは雌雄同体、わらわがお前の子を産み、お前はわらわの子を産む」

乙姫は気持ちよさそうに陰茎を動かして言う。

「う、なんだって? い、嫌だ」

太郎は逃げようとしたが、腹の中で陰茎が暴れ回る。

「子種を受け取るがよい」

乙姫は種を放ち始めた。
濃厚な種がどぷどぷと音を立てて飛び散り、太郎のハラワタに染み入っていく。

「ひ、ひあ、や、めろー!」

太郎は体を震わせて嫌がったが、乙姫の種は太郎の意識を狂わせる。

しばらくすると、太郎は蕩けた顔で尻穴を突かれていた。

「あっ、ああ、腹が、気持ちいい」

「太郎、わらわと楽しもう」

乙姫は太郎の体内に子種を仕込み、満たされた顔で胸をしゃぶらせる。

「あう、あう」

太郎は赤子のように乳房をしゃぶって快楽に浸った。

乙姫は太郎を貫いた状態で太郎を受け入れた。

「ああっ、太郎」

硬い肉槍を胎内に迎え入れ、尻穴に種を放出し始めたが、乙姫は普段単体生殖を行っている。
しかし、単体生殖は粗悪な卵ができる為、活きのいい人間の種を取り込まなければならない。
時折亀を陸に行かせて人間を釣っていた。

太郎はまんまと釣られて竜宮城へきてしまったのだ。

乙姫は久しぶりの獲物を存分に味わった。
太郎は酩酊状態になり、何日も乙姫と共に過ごした。

やがて、2人は腹に子を宿し、2人同時に産卵の時を迎えた。

乙姫はうつ伏せになり、次々と卵を排出する。

「は、ああっ!」

卵が出る瞬間、エクスタシーに達して床を掻いたが、全身にうっすらと鱗が浮かび上がっている。
乙姫は龍の化身だった。

しかし、太郎がそれに気づく事はない。
太郎も尻から卵を排出してエクスタシーに達していた。

「ううっ、くはぁ!」

2人共、既に数十個産み落としている。
真っ白な真珠のような卵は、鶏の卵程度の大きさだが、鯛やヒラメ達がどこかに運んでいった。
卵は海洋生物と化して、竜宮城の周りで暮らすのだ。

産卵を終えると、宴が開かれた。

乙姫は太郎をわきにはべらせて酒を飲む。
太郎はぼんやりとした目で魚達の舞を見ていた。

宴は一晩中続いたが、夜が明けたら皆居なくなった。
乙姫は太郎を抱いて乳房を吸わせ、太郎は虚ろな目をして母乳を飲んだ。
この乳汁を飲めば、疲労した体が元気を取り戻す。

太郎は誘われるままに乙姫と絡みあい、猛る陰茎を熱い蜜壷に突っ込んだ。

2人は裸のままで過ごしている。

「太郎よ、また卵を作るのだ」

「はい、乙姫様……」

太郎は夢遊病者のように腰を振り、シュルシュルと伸びる陰茎に気づかない。

「これぞ天国」

乙姫は伸ばした陰茎で太郎の尻を撫で回し、尻の割れ目に潜らせていく。
先端が蛇頭のように狙いを定め、尻穴にツプッと入り込んだ。

「っ、ああっ!」

太郎は尻穴を突かれてビクッと震え、乙姫の胎内へ種を飛ばした。

「おお、きた、お前の種が入ってきたぞ」

乙姫は新たな卵を作る為に張り切っている。

「あぁっ、乙姫様……、おらは一体どうなるんだ」

しかし、太郎は不意に不安に襲われた。
この竜宮城へきて以来、ひたすら身体を交え続けている。

確かに、美しい乙姫を抱けるのは喜ぶべき事だが、人間らしい生活に戻りたいと思った。

「太郎、わらわと気持ち良い事をして、竜宮城の仲間を増やすのだ、わかったな?」

乙姫は太郎を抱き締めて言い聞かせる。

「でも、おらは……、漁師に……戻りたい」

太郎は朦朧としながら訴えた。

「何を申す、わらわの中に突き入る硬いモノはなんだ?」

乙姫は尻穴を陰茎で掻き回し、ジュボジュボ音を立てて種を撒き散らす。

「ん、くはああっ!」

太郎は体をビクビク痙攣させた。
尻穴に注がれる種は、太郎の肉体を内側から陵辱し、ハラワタに卵を寄生させる。

「太郎、乳を飲め、これは命の元になる」

乙姫は胸を掴み、太郎の口に乳首をねじ込んだ。

「おっ、むふっ!」

太郎は柔らかな肉を口に含まされ、口内に乳汁が注ぎ込まれた。

「はっ、はあ、んぐっ!」

甘い液体に触発され、ごくごくと喉を鳴らして乳汁を飲み干したら、力がみなぎってきた。
太郎は尻穴を貫かれながら、狂ったように腰を振った。

「そうだ、それでよい、わらわに子種をよこすのだ」

乙姫は荒々しい突き上げに悶え、太郎の子種を吸収した。


こうして、淫靡な生活が果てしなく続いた。

太郎も乙姫も、2度目の卵を産み落としていたが、太郎の体は痩せ衰えて萎びている。

飲まず食わずでも、この竜宮城では命を保つ事が可能だが、卵は太郎の肉体から養分を得て育つ。
乳汁だけでは身がもたないのだ。

しかし、乙姫は逆にイキイキとしていた。

下僕を増やす事は乙姫の使命だ。
使命を果たせて嬉しいのもあるが、人間に種付けするのは単体生殖よりも強い快感を得られる。

2度目の産卵後に再び宴を開き、その後は座敷で太郎を抱き締めた。
太郎はやせ細ってガリガリになっているが、乳汁を飲まされて股間をいきり立たせる。

「乙姫……様……」

湧き上がる淫欲に突き動かされ、四つん這いになる乙姫ににじり寄った。

乙姫は尻を突き出して誘い、股間から陰茎を露出させた。

「太郎、くるがいい、さあ」

太郎は濡れた秘部目掛けて陰茎を突き入れた。
ズブズブっと秘肉に囚われ、熟れた桃のような尻を持って腰をカクカクさせる。

「ああ……気持ち……いい」

取り憑かれたように腰を振ったら、乙姫は硬い雄に身悶えしながら、陰茎をシュルシュルと伸ばした。

「わらわも気持ちよい、太郎よ、存分に種を撒くがいい」

より多く卵を得る為に太郎の陰茎を締め付け、自分の陰茎を後ろへ伸ばし、股を通り抜けて太郎の尻穴の前で止める。

「はっ、はう、はっ」

太郎は狂ったように秘肉を突いていたが、乙姫の陰茎が尻穴目掛けて突き刺さった。
じゅぶっ! っと音を立てて尻穴に潜り込み、うねうねと竿をくねらせる。

太郎は快感に目が眩み、秘肉を深く貫いて種を放った。

「く、ああーっ!」

尻穴をぐちゃぐちゃに掻き回され、射精する快感に痺れている。

「んふっ、あぁっ、よい、また腹に卵ができる」

乙姫は自分の腹を愛おしそうに撫で回し、太郎の尻穴を満喫していた。

「う……ううっ……」

太郎は尻を揺らして蛇のような陰茎を受け入れる。

「さあ、お前も孕むのだ」

乙姫は母乳を垂らしながら、種を放出していった。

「あ、あううっ……、腹の中が」

太郎は乙姫の背中にかぶさって腰を揺らし、尻穴に注がれる子種を受け止める。

めくるめく淫猥な所業は、延々と続いた。

そうして、3度目の産卵を迎えたが、産卵後に乙姫は亀を呼んで命じた。

「亀よ、よくやった、この人間を帰してやれ」

「はい」

亀はしおしおに萎びた太郎を背中に乗せると、竜宮城から外へ出て行った。

太郎は青い海の中で、色とりどりの魚が泳ぐのを見た。

気づけば砂浜に寝ていたが、ミイラのように痩せこけている。

さながら、干からびた海藻のようだった。

太郎は起き上がろうとしたが、力が入らない。

その時、一陣の風が通り過ぎ、干からびた海藻を吹き飛ばした。




太郎の行方を知る者は誰もおらず、きっと漁に出て波に攫われたのだと、誰もがそう思っていた。









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