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短編集BL小説(鬼畜、色々あり、1部長編あり)ちまちま新作を更新中
◇◆◇New!2代目はアイドル、1(ヤクザ物、ショタ、2代目美少年、ハーレム状態、ラブラブ)2代目の坊ちゃんがひたすら子分とイチャコラします。
▽▲▲▽

倉本恭平はまだ中学生だが、いずれは倉本組を背負って立つ立場だ。
2代目だからだが、まだ若すぎる為、若頭にはなっていない。
父親は倉本大介で一家を率いる組長だが、母親とは離婚したので恭平はたまに母親と会っている。

現在の若頭は澤地真治という男がやっているが、澤地は45才で男盛りの強面だ。
整った顔立ちをしていて人望も厚い。
だからこそ若頭の立場にいるのだが、この稼業は何かにつけて飲みに行く機会が多い。
高級クラブからキャバクラ、小さなスナックまで、その時々で色んな店に行くが、どこに行ってもモテモテで、美人をそのままお持ち帰り……なんて事もたまにあった。
しかし、そんな事はたいした事ではなく、それとは別に他の問題が生じていた。
倉本組では幹部や中堅クラスは、各自屋敷外のマンションなどに住んでいるが、部屋住みは自宅の大部屋に住ませ、格上の人間には部屋住みとは違って座敷をひと部屋与えるようにしている。
その為、若頭の澤地や補佐の佐野も組長の屋敷に住んでいるのだが、澤地の方が自分の部屋に女を連れ込んだりする。
組長はそれを知っていたが、澤地は普段から組の為に尽力している。
多少の事は目を瞑って見て見ぬふりをしていた。
ただ、中学2年生の恭平は多感な年頃で、性的な事に興味津々だった。
澤地が女を連れ込む度に、こっそりと澤地の部屋を覗くようになっていた。
今夜もそのチャンスが訪れ、恭平は早々と股間を熱くしながら、澤地の部屋を覗き見る。
和室だから障子の隙間から見えるのだ。
大抵は既にベッドで全裸になって絡み合っている。
互いの恥部を舐め合ったりした後、結局は合体してセックスし始めるのだが、恭平はそれをおかずにしこるのが定番となってしまった。

ところが、この日は何か違和感を覚えた。
澤地が連れてきた女は凄い美人でスタイルもいいのだが、股間にチンコがついている。

「え……」

澤地は女とヤル時とは違い、よく見たら、お尻の穴にチンコを入れていた。
女は四つん這いになってお尻を突き出し、澤地にお尻の穴を突かれてアンアン言っている。
恭平はわけがわからず、チンコが萎えてきたが、女は大きなおっぱいを揺らして甘く鳴く。
恭平は辺りを気にして廊下をキョロキョロ見回したが、部屋住みの連中は自分達の部屋で麻雀をしているらしく、少し離れた座敷からガヤガヤと騒がしい声が聞こえてくる。
安心して引き続き覗き見していると、澤地は女の尻を引き寄せて射精し始めた。

「あぁん、いいわ」

女はお尻の中に精液を出されて色っぽい声を出す。
なんだか奇妙な感じがしたが、恭平は普通の女とは違う声色に興奮を覚えた。
『オネエ』と言われる類のやや低い声色だが、男と女が混ざったようなこの女は、『オネエ』なんだとようやく理解した。
恭平にとって『オネエ』はテレビで見るだけで、裸を見る機会は当たり前にない。
それで見た瞬間はびびったが、オネエの独特な色気は結果的にはおかずになっていた。

恭平はトイレで抜いて何食わぬ顔で部屋に戻る。
それがいつものパターンで、学校では決して教えてくれない性教育だ。
恭平は自宅で生のセックスを見て、性の知識を学んでいった。

学校には毎日通っているが、家がヤクザなのは皆に知れ渡っている。
恭平は家の事を持ち出して偉そうにした事など1度もなかったが、皆恭平を恐れて距離を置いていた。
もちろん、恭平をハブるような真似はしなかったし、皆普通に話をしてくるのだが、1歩踏み入って親しく付き合おうとしないのだ。

その為、恭平には特に親しい友人はいなかったが、別に寂しくはなかった。
家に帰れば子分がいるし、子分は家族みたいなものだからだ。
それにやっぱり、澤地を覗き見するという楽しみがある。

また今夜も覗き見のチャンスが巡ってきた。
恭平はワクワクドキドキ興奮しながら澤地の座敷をこっそり覗いた。
すると、ベッドには女の姿はなく、色白のイケメンが裸で澤地に抱かれている。
ホストみたいなお兄さんだ。
そのお兄さんは澤地の下になり、澤地の分厚い背中を抱いているが、足を開いて女のように突かれている。

「あ……」

恭平は唖然としたが、お兄さんは澤地が動く度にチンコをブラブラ揺らし、澤地はお兄さんのお尻の穴にチンコを出し入れしていた。
どう理解していいのかわからなかったが、お尻でセックスするのはこの前のオネエの時と一緒だ。

「どうだ、イキそうか?」

「は、はい、き、気持ちいい、澤地さんのちんぽ、最高っす」

澤地は大きな体を揺らして腰を振り、時折辛そうに眉を歪める。
お兄さんはお兄さんで、お尻の穴を突かれる度に澤地の背中にしがみつく。

「お前のケツマン、なかなかいいわ、中に出すぞ」

澤地はお兄さんを抱いて動きを早めていった。

「はい……、だ、出してください、イク、イキそう、ああっ!」

お兄さんはハァハァ息を乱して仰け反り、自分のチンコをギュッと掴んだ。
澤地が強く突いて止まると、お兄さんは身悶えしてチンコを扱いた。
恭平からは見えにくかったので、少し前に顔を出してじっくりと見たら、お兄さんは澤地と一緒に射精していた。

「おお、種付けしてやったぜ」

澤地は得意げに言って繰り返し突き上げている。

『これはなに? 男同士でセックスできるの?』

恭平はちょっと混乱したが、お兄さんは気持ちよさそうにしているし、澤地は興奮気味にお兄さんにキスをする。
この前みたいなオネエじゃなく、おっぱいもない。
完全に男同士でやってるのに、恭平はわけも分からず勃起していた。
澤地がイケメンなのもあるとは思うが、どうしようもなく昂ってトイレに駆け込んだ。

個室に入ったら、さっきの場面を思い出して無我夢中でしこった。
なんだか分からないが、めちゃくちゃ興奮する。
すぐに最高潮に達してトイレに射精した。

「ハァハァ」

恭平は肩で息をしながら、ああいうセックスも有りなんだと思った。



初めて男同士のセックスを見て以来、恭平は益々覗き見にハマり、前は気が乗らない時にはスルーしていたのが、今は澤地の行動を逐一観察するようになっていた。

澤地はそれには気づいてない為、その後も女ではなく、若い男を立て続けに連れて来た。
恭平は男同士のセックスに興味を持った。
それからその事について調べていき、男同士の場合はゲイと呼ぶ事や澤地みたいな男女両方とやれるのはバイ・セクシャルだとか、ゲイのセックスについて色々わかってきた。
澤地はバイ・セクシャルで、タチ専門でやっている事もわかった。

「ふーん、なるほど……男同士も上手い下手があるのか、へえ〜、じゃあ……澤地はあんだけ感じさせてるから、上手いって事か」

恭平は勉強なんかそっちのけで、そんな事ばかり検索している。
最初にチンコの付いたオネエを見た時は、かなり衝撃的だったのだが、澤地が続けざまに男を連れ込んだせいで、男女とは違った独特な雰囲気に惹かれていった。

澤地が誰かを連れ込むのは、月に2、3回だったが、恭平は以前よりもワクワクしながら澤地が誰かを連れ込むのを待っていた。

そしてまた今夜もその機会を得たのだが、今回は久々にチンコ有りなニューハーフだった。
恭平は美人でスタイルのいい体にチンコがついてるという、チグハグな裸体を見て興奮していた。
淫らな行為をする2人に目が釘付けになり、膨らんだ股間に手を突っ込んでパンツの中でチンコをしこった。

「……坊ちゃん」

だが、背後から囁くような小声で声をかけられ、ビクッとして即座にズボンから手を抜くと……恐る恐る振り向いた。

「あ……、佐野」

そこにいたのは若頭補佐の佐野義昭という男で、年は30代、補佐だけに澤地が1番気に入ってる子分だった。

「坊ちゃん、ひょっとして覗いてたんじゃ?」

佐野は声を潜めて聞いてきた。

「え、いや……僕は別に」

恭平はめちゃくちゃバツが悪くなり、上手い言い訳が出来なかった。

「いいんですよ、坊ちゃん位の年なら、そういう事に興味津々でしょう、カシラが連れ込むんだから、見られても仕方ないっすよ」

けど、佐野は覗きを咎めるどころか、部屋に連れ込んでそういう事をする澤地にも責任があるように言う。

「ほんとにそう思う?」

恭平は覗きなんかする自分は、変態だと思われやしないか、それが心配だった。

「ええ、坊ちゃん、退屈なら俺の部屋に来ませんか?」

佐野はそんな事は全然気にしておらず、可愛らしい2代目を笑顔で誘った。

「えっ、いいの?」

恭平が子分の部屋に行く時は、用があって行ったりする時だけだ。
遊びに行くのは初めてなので、本当に行っていいのか聞き返す。

「親父に怒られるかな? だったら……宿題でもやればいいっすよ、俺はかまやしません、坊ちゃんがよけりゃ来てください」

佐野はむしろ勝手な真似をして組長に叱られやしないか、それを気にしていたが、たいした事じゃないし、なんとでも言い訳できると思った。

「宿題はいいよ、パパは今夜出かけてるし、行く、行きたい」

恭平は嬉しげにニッコリと笑ってOKする。

「じゃ、行きますか、こっちっす」

佐野もこんな事は初めてだったが、恭平は女の子みたいに可愛らしい見た目をしている。
普段から可愛いと思っていたが、2代目だから常に一歩下がって付き合ってきた。
その坊ちゃんを自分の部屋に迎え入れる事ができるのだ。
邪な気持ちではなく、佐野は純粋に嬉しかった。











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あきゅろす。
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