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女喰い男女陵辱系時代劇エロファンタジー短編(完結)
3
彦兵衛に襲われた翌日、お美代は彦兵衛から『皆が寝静まったら座敷に来い』と言われた。

タミコがいた時、夜になるとちょくちょく居なくなっていたが、それと同じ事を自分がする羽目になった。
彦兵衛は旦那様だが、ただそれだけだ。
個人的な感情など抱ける筈がなく、そういう事は好きになった相手とするものだと思っている。

それでも拒む事はできない。
言われたように夜になって座敷へ行った。
彦兵衛は待ちかねたようにお美代の腕を掴み、布団に導いてお美代を裸にした。
直ぐに自分も裸になると、枕元に置いた物を手に取って持ってきた。
お美代を布団の上に立たせ、その前に膝をついて座る。

「お前の為にいい物を用意したんだ」

手にした物は小さな入れ物だったが、その蓋を開けて中身を指で掬いとる。
軟膏のような物だ。

「お美代、昨日はな、そのままのお前を確めたかった、しかし今日は楽にしてやる、これを使えばたちどころによくなるからな」

ニヤついた顔で説明すると、軟膏をつけた指を淫裂に差し込んだ。

「う……」

お美代は体をかたくしたが、彦兵衛は軟膏を花弁や陰核に塗り込めていく。

「しっかり塗らないとな」

指がぬるぬると滑り、お美代は腰をモゾモゾと動かした。

「旦那様……、それは一体……」

なんなのか気になって聞いたら、彦兵衛はお美代の腰を抱き寄せた。

「これは南蛮渡来の媚薬だ、これを使えば痛みを感じる事はない、それどころか……堪らなくなるぞ」

彦兵衛は好色な顔を綻ばせ、肉付きの薄い尻臀を撫で回し、無毛の丘を舐め回して説明した。
お美代は初め擽ったく感じたが、薬を塗られた箇所が急に火照り始めた。
彦兵衛は媚薬だと言ったが、お美代にその意味がわかる筈がない。
ムズがゆいような疼きに堪らなくなり、内股を擦り合わせた。

「う、んんっ……」

「お美代、ムズムズしてきたか、大丈夫だ、さあ、四つん這いになりなさい、わしが治してやる」

彦兵衛は優しく言ってお美代を誘導する。

「は、はい……」

お美代はムズがゆさを治して貰いたくて素直に従った。

「女陰が涎を垂らしておるぞ」

彦兵衛は濡れた割れ目を亀頭で擦りあげ、上下に動かしてぬちゃぬちゃと音を立てる。

「ハァハァ……、あ」

男根が触れ、怖い筈なのに……お美代は余計に堪らなくなり、怖さを全く感じなかった。

「これなら痛くなかろう、さあ、しっかりと根元まで咥えるんだぞ」

彦兵衛は割れ目にぐっと亀頭を押し込み、ギチギチの肉穴に吐息を吐いた。

「はあー、これだ」

「ふ、んんう」

お美代は眉を歪めたが、昨日とは明らかに様子が違っていた。
壊れそうな圧迫感を感じても、むず痒さが癒されるような気がしたからだ。
布団を握り締めて彦兵衛を迎え入れた。

「もう半分入った、やはりよく効く」

彦兵衛は尻を掴み、昂った様子で男根を根元まで沈めた。

「ん、ハァハァ……あっ」

怒張した男根を咥え込み、お美代はむず痒さから解放されていたが、代わりに淫らな気分が高まっていた。
胎内を蹂躙する男根を感じ、息を乱して顔を赤らめる。

「お美代、わしの逸物を存分に味わうがいい」

彦兵衛はニヤついた顔で腰を動かしていった。
締め付けは相変わらずだったが、濡れ具合が昨日とは格段に違う。
痛いほどの締め付けを感じながら、楽に抽挿する事が出来る。
暫くの間、一定の間隔で男根を突き入れた。
すると、お美代は徐々に甘い声をあげ始め、突かれる度に悶える。

「はっ、あぁっ、あ、あん」

「そうら、気持ちよいだろう、恥ずかしがる事はない、もっと声をあげろ」

彦兵衛はもう大丈夫だと思い、乱暴に腰を打ち付けていった。
凶悪な位いきり立つ男根が、開通したての胎内を抉ったがお美代は惚けた顔で体を揺らしている。
未熟で薄い花弁は太竿に絡みついて捲りあがり、めいっぱい押し開かれているが、お美代は陶酔したように喘ぎ声をあげる。

「おお……、上がってきた、お美代、中に出すからな」

彦兵衛は小さな尻をグイグイ揺らして男根を押し込み、最奥を突いて種を放った。

「あ、ああ……」

お美代は脈動を感じ、虚ろな目をしている。
子種が放たれ、胎内の奥がじわりと暖かくなると、どうしようもなく満たされた気持ちになるのだった。

彦兵衛は好きなだけ出して竿を引き抜き、足を投げ出して座り、お美代に口淫を命じた。
お美代はよろよろと起き上がり、屈み込んでぬるつく男根を頬張った。
気持ち悪い筈なのに嫌な顔をするどころか、美味そうにしゃぶりついている。
薬は人の心を麻痺させ、淫猥な行為に没頭させる。
口には入り切らない大きな亀頭を、飴でも舐めるように舌で舐める。
小さな舌が亀頭を這い回り、男根はグンと張りを増した。
彦兵衛はお美代を向かい合わせに抱くと、座った体勢で男根を押し入れる。

「さ、下の口で咥えるんだ」

「ん、ん、うっ……」

巨根が下からメリメリと割って入ると、お美代は彦兵衛の肩を握って背中をそらした。

「はははっ、きついか、しかし……すんなり根元まで入ったぞ、おお、腹に浮き出ておる」

彦兵衛は眉を歪めるお美代を見て笑い、お美代の下腹を見た。
深く突き刺さった男根が、痩せた腹にくっきりと浮かび上がっている。
それ位、お美代の体は未熟なのだが、彦兵衛はお構い無しに華奢な体を揺さぶった。

「んっ、んっ、あっ! 」

お美代はズブズブと突かれ、頭を左右に揺らしながら淫らな刺激に酔っている。

「子作りをする時まで……わしとこうして楽しもう」

彦兵衛はお美代を気に入り、妾にしようと目論んでいた。
お美代はきっと美しく成長するに違いなく、先々に期待を抱きながら、深々と奥を突いて種を放った。



─────


それから1年がすぎた。

お美代は10歳になっていたが、彦兵衛はお美代に飽きる事なく、気がむくままにお美代と交わっている。

少しずつ変化する肉体は、彦兵衛を惹き付けてやまなかった。
お美代は体を交える事にすっかり慣れていた。
彦兵衛に貫かれる事を待ち侘びるようになっていたが、そんなある日、お美代は初潮を迎えた。
平均からいえば早い訪れだ。
彦兵衛に肉体を弄ばれた事が影響して、成長が早まったのだ。
胸や尻に肉がつき始め、体も僅かに丸みを帯びている。

彦兵衛は大層喜び、祝いだと言ってつげの櫛を買い与えた。
女に贈り物をする事など滅多にないが、それ位お美代を気に入っていた。
この時を待ちわびていた事もある。
初潮が終わると、彦兵衛は勇んで種つけに挑んだ。

但し、ただ交わるだけでは面白味に欠ける。
少し変わった趣向で事に及ぶ事にした。

お美代が座敷にやって来ると、いつものように裸になるように命じ、帯紐の赤い紐を用いてお美代の体を縛った。
上半身は首に紐を巻き、そのまま胸に回して膨らみかけた乳房の上下に紐を回し、挟み込んで背中でぎゅっと結わえる。
その紐を下へやり、腰にぐるりと巻く。
そこから尻の溝を通して前に回し、胸へ伸ばして乳房を挟む紐に絡める。
お美代は体を赤い紐で縛られたまま、彦兵衛の前に跪いた。
言われなくとも男根を握り、口を開けて亀頭を頬張った。
大きすぎて口に入りきらないが、入るところまで咥えて舌で舐め回す。

「お美代、いい顔をする、色っぽい」

彦兵衛は屈み込んで背中の紐を掴み、グイッと引っ張って起き上がった。

「ふ……、はあぁっ」

紐が割れ目に食い込み、お美代は切なく鳴いて尻をモゾモゾさせる。

「紐が食い込んで堪らないのだろう、違うか?」

白い裸体を緊縛する赤い紐は、それだけで十分そそるものがあるが、彦兵衛は興奮気味に紐をグイグイ引っ張った。

「は、はい、旦那様、紐が擦れて……たまりません」

陰核を紐に摩擦されたら口淫に集中出来ず、お美代は彦兵衛に訴えた。

「やるのだ、わしがいいと言うまで続けろ」

男根は張り詰めて淫液を垂らしているが、彦兵衛はじっくりと楽しみたかった。
お美代は紐を引かれる度に体をビクつかせたが、言われたように一生懸命口淫を続けた。
滲み出す淫液を丹念に舐めとって飲み込んだが、さほど経たないうちに極みに達してしまった。

「んんっ! ハァハァ……、旦那様……もう……許して」

男根から手を離し、体を強ばらせて哀願した。

「達してしもうたか、なら仕方がない」

彦兵衛は頼みを聞き入れ、お美代の後ろに回り込んで腰を抱えあげる。

「ふ、ハァハァ、あぁ……」

お美代は四つん這いになったが、熱く茹だる体を持て余し、息を乱して彦兵衛を待ち侘びた。
彦兵衛は尻に食い込む紐を眺め、男根をびくつかせた。
お美代の淫唇はまだ無毛のままだ。
赤い紐を挟み込んでぬるぬるに愛液を垂らし、焦れたようにひくついている。

「堪らんな、お美代、入れるぞ」

彦兵衛は片手で紐をズラし、ずぶ濡れの淫裂に亀頭を埋めていった。
吸い込まれるような錯覚を覚えるほど、秘肉が張り付いてくる。

「お、おー、今夜は一段といい」

勢いよく根元まで突き入れた。

「ああっ! 」

巨根がズンッと奥を叩き、お美代は女体を戦慄かせて悶える。

「紐で縛られるのはそんなによいか、この吸い付き……これなら懐妊するぞ」

彦兵衛は餅をつくように一突き一突きじっくりと抉ったが、ふと背中の紐が目に入った。
屈んで紐を掴むと、起き上がってグイッと自分の方へ引いた。

「ぐっ、あう! 」

紐はお美代の首に通じている為、お美代は背を反らして苦しげに喘ぐ。

「肉穴が逸物に食らいつく、お美代、奥に出してやるからな、必ず懐妊しろ」

彦兵衛は片手で腰を掴み、紐をグイグイ引いて腰を打ちつける。
お美代は項に薄らと汗を滲ませ、男根に貫かれてひぃひぃ喘ぐ。
彦兵衛はやたら昂って荒々しく突き込んでいたが、子種が出そうになっら紐から手を離し、お美代の腰を掴んで引き寄せた。

「よし、この辺りか」

腰を押し回して亀頭の当たり具合を確かめ、突き当たりのやや窪んだ箇所に向けて子種を放った。
黒い竿は嬉々として脈打ち、上がってきた子種を噴き出した。

「っ……、はうっ、あぁっ! 」

お美代は極みに達し、布団に顔をつけて苦悶した。
快楽に溺れ、尻を突きだして彦兵衛の子を宿そうとしている。

「よーし、子袋に目掛けて出したからな、懐妊する日も近かろう」

たっての願いが叶い、彦兵衛は満足感に浸りながら一滴残らず注いでいった。




翌日の昼過ぎ。
お美代は深夜まで彦兵衛に付き合わされ、眠気と戦いながら井戸端で洗濯をしていた。

「お美代、ちょっと来なさい」

すると、背後から彦兵衛の声がした。

「あ、はい……」

懐から手拭いを出して手を拭い、立ち上がって彦兵衛について行ったら、彦兵衛は物置小屋の前にやってきた。

彦兵衛は辺りを見回して誰もいない事を確かめると、お美代の肩を押して一緒に中に入った。
作業台に麻袋、竹箒や荒縄などが雑然と置かれている。
お美代は自分から台の方へ歩いて行き、彦兵衛はニヤついた顔で後を追った。

「よく出来た下女だ、わしが目をつけただけはある」

彦兵衛はお美代の真後ろに立ち、花柄の着物を捲りあげる。
赤い襦袢ごと裾を捲ると、お美代は自ら台に手をついて前屈みになった。

「待ちなさい、すぐに入れてやる」

彦兵衛は焦るように自分の着物を捲りあげ、裾を帯に挟んでとめた。
せっつくように褌の中から逸物を出したが、ゆうべ何度も交わったというのに、竿は黒光りして硬く勃ち上がっている。

「ささ……、ほうら、お待ちかねだ」

腰を落として亀頭を割れ目に押し付け、腰を揺らして中に押し込んでいった。
淫裂はゆうべの名残を残し、子種が滲み出している。
彦兵衛は興奮して力強く突き入れた。

「ああっ! 」

慣れたとは言っても、彦兵衛の逸物が大きい事に変わりはない。
勢いよく胎内を貫かれ、お美代は声を上げた。
彦兵衛は慌ててお美代の口を塞いだ。

「これ、声を出すな」

お美代に注意すると、片手で口を塞いだ状態で腰を振る。

「う"……うぐっ」

お美代は息苦しくなって呻いたが、彦兵衛は乱暴に突き上げた。

「あまり時間をかけたらマズい、もう出すぞ」

そのままの勢いで突き当たりを突き上げ、腰を尻に密着させて子種を注いだ。

「んっ、んんっ!」

お美代は呻いたが、脈動を感じたら自然と尻を突きだしてしまう。
心よりも、体が彦兵衛を求めていた。

彦兵衛は満足して竿をズルリと引き抜き、懐から手拭いを出して濡れた竿を拭った。

「ふうー、これも堪らん、物置小屋でやるのも興奮する」

お美代はそのままの格好で動かずにいたが、四六時中淫猥な行為に付き合わされ、気だるくなって余韻に浸っていた。

「お美代、さ、着物を戻して」

子種を垂らす淫裂を見たらまたムラムラしてきたが、長居は禁物だ。
誰かやって来る可能性がある為、彦兵衛はお美代の着物を元に戻してやった。

「すみません……、旦那様」

お美代はゆっくりと起き上がり、彦兵衛に向かって頭を下げる。

「さ、仕事をしなさい」

「はい……」

彦兵衛が促すと、もう一度頭を下げて先に小屋から出ていった。
少し間をとって彦兵衛も出て行ったが、その様子を母屋の陰からこっそり覗き見ていた者がいる。
腰に汚れた手拭いを提げ、怯えた顔で目をキョロキョロさせているが、下男の五作である。
五作は生まれつき知恵の発育が遅れていた。
それでも大柄で力があり、性格もおとなしかった。
通常なら、体格のよい男は良い給金が貰える。
五作の両親は、息子が穏やかな気性をしている事を売りにして、あちらこちらの商家をあたり、五作の働き口を探した。
しかし、どこの店も……万一何かやらかしたら事だと用心し、雇い手がいなかった。
両親が困り果てていたところに彦兵衛が話を持ちかけた。
彦兵衛は安い給金を提示したが、両親はそれで結構だと言い、五作は彦兵衛の店で働く事になった。

お美代は五作より後に店にやってきたが、五作はお美代と顔を合わせるうちに、お美代に好意を抱くようになっていた。
店の者は皆五作をバカにして軽んじていたが、お美代は普通の人と同じように接した。
いくら知恵が足りないとはいえ、そういうのは本能的にわかる。
五作はお美代の事を好きになっていったが、ある日、偶然お美代が彦兵衛と交わるのを目にしてしまった。
五作に善悪の判断はつかない。
彦兵衛に貫かれて悶えるお美代に昂り、想いを募らせるばかりだった。

この夜、お美代は彦兵衛の座敷に呼ばれる事はなく、久しぶりにぐっすりと眠る事が出来た。



翌日は午前中から畑で作業をしていた。
背の高い作物のわきにしゃがみ込んで雑草を引き抜いている。

「お美代」

そこへ彦兵衛がやってきた。

「旦那様……」

お美代はまさかこんな場所で……と思ったが、彦兵衛はお美代の後ろに回り込み、スっと座り込んだ。

「雑草を抜いているのか、そのまま続けなさい」

彦兵衛は作業するように促してお美代の着物を捲っていく。

「あ、あの……」

お美代は戸惑って振り向こうとした。

「座ってなさい」

彦兵衛は端からそのつもりだった。
座る際に自分の着物を捲りあげ、手早く帯に挟んでいた。

「旦那様……、人に見られます」

下半身を露わにされ、お美代は誰かに見られやしないかと、ひやひやしながら辺りを見回した。

「大丈夫だ、座ってやれば見えぬ、畑の作物と同じく……、お前にも種を撒いてやらねばならんからな」

彦兵衛は鼻息荒く褌から男根を引っ張り出すと、膝をついてお美代の尻を抱えあげる。

「わ……」

お美代は前に倒れそうになり、両手を地面についた。

「さ、いくぞ」

彦兵衛は淫裂に亀頭をあてて狙いを定め、握った男根をひと息に突き込んだ。

「ああんっ! 」

男根がズブリと突き刺さり、お美代は仰け反って声をあげた。

「お美代、どうだ、こんな場所でわしの逸物を咥え込むのは」

彦兵衛は腰をしっかりと掴んで男根を往復させる。
ぬちゃぬちゃと音を立てて太竿が出入りし、陽の光を浴びてぬらぬらと濡れ光っている。

「ハァハァ、あ、あ、あっ」

お美代は畑に手をついて体を揺らし、胎内を摩擦する男根に感じていた。

「この体勢もいい、そうら、じきに種が出るぞ」

彦兵衛は斜め上に向かって淫裂を突き上げ、膝を土まみれにしながら腰を大きく踊らせる。

「あっ、あっ、あっ……」

お美代は草や土の匂いを嗅ぎながら、彦兵衛との交わりに意識を奪われた。

「お美代、出すぞ、はあ、はあ、受け取れ」

彦兵衛は息を荒らげてお美代の腰を引き寄せ、男根を割れ目にねじ込んだ。

「ん、んあっ! 」

ビクンッ!と竿が跳ね、びゅるびゅると子種を飛ばす。
お美代は熱い種を注がれ、土を握り締めて虚ろに目を泳がせた。

「畑で種まきとは……おあつらえ向きだ、うっ、はあー」

彦兵衛は興奮気味に子種を振り絞って出した。

「ハァハァ、あぁ」

男根がドクンドクンと強く脈打ち、お美代はうっとりとした目をしていた。

「よし……、いいだろう」

彦兵衛は繋がった箇所を見ながら男根を引き抜いていった。
ズルズルっと濡れた竿が抜け出し、淫裂がどろりと白濁汁を噴き出す。

「ハァハァ……、あっ」

お美代は子種を受けて体が熱く火照っていた。

「お美代、畑仕事を続けなさい、それから……夜にわしのところへ来い」

彦兵衛は素早く後始末をして着物を直し、何事も無かったかのように立ち上がって言った。

「はい……、旦那様、分かりました」

お美代は着物の裾を戻して頷いたが、昂った体は彦兵衛を欲しがっていた。



その夜、お美代は彦兵衛に跨って腰を振り、淫らな行為に没頭していた。
下腹部には男根が浮き出ている。

「お美代、わしのモノを全部食らいおって……」

彦兵衛は浮き出た男根を手で触って確かめ、小さな腹に子が宿ったところを想像して、昂っていた。

「ん、あ……、はあんっ! 」

お美代は絶頂に達して前に倒れ込んだ。

「おー、よしよし、へへへ、しっかり繋がっておる」

彦兵衛は体を浮かせて下に手をやり、繋がった箇所を撫で回す。
露出した根元を触ったら愛液でぬるぬるになっている。
そのまま起き上がってお美代を抱き締めた。

「ふあ、ハァハァ、旦那様」

お美代は彦兵衛に縋りついた。

「ああ、今種を入れてやる」

彦兵衛は小さな尻を掴んで上下に揺さぶった。

「あっ、あっ、ああっ」

結合部は愛液が飛び散り、激しく摩擦している。
彦兵衛は貪るように唇を吸い、下から思い切り抉りあげた。

「んふ、ん、んんっ! 」

お美代は口を塞がれてくぐもった声を漏らし、脈動する男根を淫裂が締め付けて射精を促した。
彦兵衛は口吸いを続けながら子種を注いだ。
お美代は肉厚な舌で口内を掻き回され、唾液を飲まされてうっとりとした顔をする。

抱き合う2人は見た目や年、それらを一切無しにしたら……愛し合う男女に他ならない。
2人はその後も淫蕩に酔いしれた。




朝を迎え、お美代は自分の座敷で目を覚ました。
彦兵衛はやる事をやったら、自分の座敷に戻るように言うからだ。

今日は山で焚き木を拾う。
背負子を背負ってひとりで山へ出かけた。
薪に使えそうな木を拾って、地面に置いた背負子に乗せていく。
単調な作業だが、傾斜がキツイので疲れる。
暫く拾い、ひと休みする事にして座り込んだ。
力を抜いて息を吐き出したら、後ろからパキッと枝が折れる音がした。

「ん……」

なにかと思って振り向けば、五作が立っている。

「あ、五作さん……」

五作は俯いて上目遣いでお美代を見る。

「なに?なにか用事?」

お美代は怪訝な顔をして聞いた。

「お、おら……」

五作は思い詰めたような表情でなにか言いたそうにする。

「なに?はっきり言って」

お美代は困ってしまい、少々きつく言っていた。

「お美代! 」

五作は突然お美代に襲いかかり、地面に押し倒した。

「あ……、なにして」

お美代はおとなしい五作が乱暴な振る舞いをする事に驚いたが、五作は興奮状態でお美代の着物を捲りあげる。

「や、五作さん……、だめ」

お美代は五作の意図を気取って必死に抵抗したが、大柄な五作を退かす事は出来なかった。
藻掻くうちに下半身が露わになり、五作は足を割って腰を入れてきた。

「はあ、はあ、お美代、旦那様とやってた、おらもやりたい」

五作は自分の着物を捲り、褌に手をやってゴソゴソ弄りながら言った。

「えっ……」

お美代はビックリして動きを止めた。
彦兵衛との交わりを五作に見られていた……。

「はあ、はあ、入れる」

五作は奮い立つ男根を握ると、お美代にかぶさって闇雲に先端をあてがった。

「だめ、いけない、五作さん、こんな事しちゃだめ」

お美代は宥めながら五作の体を押したが、五作は興奮状態になってやめようとしない。
当てずっぽうに突いた一突きが上手くはまり込んでしまい、お美代の中に五作の男根がズブリと突き刺さった。

「ひあっ! 」

お美代は貫かれた衝撃で体を硬直させた。

「はっ、はっ、あ、お美代、はあ、はあ」

五作は暖かくぬめる粘膜に昂り、無我夢中で腰を振る。

「は、あっ、や、あっ、あっ」

お美代は背中を地面で擦りながら、激しい突き込みに体が感じてしまった。
五作の男根も彦兵衛に負けず劣らずな巨根だった為、彦兵衛に散々嬲られた体が反応しない筈がない。
揺れ動く大きな体の下で一緒に体を揺らし、息を乱して喘いでいた。

「あ、出る、出る」

五作は急に焦りだし、動きを早めて口走った。

「だめ、それだけは……」

中に出されたら五作の子を宿すかもしれない。
お美代は縋るような目をして頼んだ。

「あっ、あっ、あーっ」

しかし、五作の耳にはなにも入らず、お美代の中を深く貫いて子種を放った。

「あ……」

お美代は脈動を感じて茫然となったが、五作は夢中になって腰を振り、残る種を全部お美代の中に注いだ。

「お美代、やっとお美代とやる事ができた」

五作は動きを止め、嬉しそうに笑って言う。

「五作……さん」

五作はお美代より2つ年上だが、お美代は五作が幼子のように笑うのを見て、ふっと気持ちが軽くなった。
犯されたのに、自分でもおかしい位腹が立たない。
そればかりか……無垢に笑う五作を見たら、許してもいいような気がしてきた。

「お美代、ごめん」

五作は体を離して起き上がり、着物を直して謝った。

「五作さん、いいの、それより……この事は内緒、いい?」

お美代も起き上がったが、裾を戻して五作に言い聞かせる。

「内緒にしたらいいのか?」

五作は首を傾げて聞き返す。

「そう、約束して、旦那様にバレたらあなたは店をやめさせられる、誰にも言っちゃだめ」

お美代は五作を庇うつもりだ。

「わかった、約束する、誰にも言わない」

五作は真面目な顔で頷き、お美代と約束を交わした。






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