女喰い男女陵辱系時代劇エロファンタジー短編(完結) 1 お美代は8才の時に廻船問屋に奉公に出された。 生家は貧しい小作人だったので、女の子は無駄に食い扶持が増すだけで邪魔なのだ。 当然住み込みで働く事になったが、他にも住み込みの人間がもうひとりいた。 お美代より7つ年上のタミコだ。 タミコは意地悪をするわけでもなく、新入りのお美代に優しく仕事を教えた。 お美代はタミコのお陰で随分助かった。 雑用下働きとは言っても、店の者が出かける際は着付けを手伝ったり、履物を用意したりしなければならない。 また旦那様は勿論の事、それ以外の人間でも下働きの下女よりは位が上だ。 なにか用事を申し付けられれば、それもこなす必要がある。 お美代はタミコに色んな事を教わり、順調に下女としての日々を過ごしていた。 ───── そんなある日、いつものように廊下に雑巾がけをしていると、布団部屋の前を通りかかった時に奇妙な声が聞こえた。 甲高い鳥の鳴き声に似た声だ。 お美代は不思議に思って障子の隙間からこっそり中を覗いてみた。 布団が山積みになっていてよく見えなかったが、端の台のところで蠢く物が見える。 なにかと思って目を凝らして見てみると、露わになった足が揺れ動いている。 びっくりしてじっと見入った。 すると、揺れ動く足はタミコだ。 お美代は益々驚いたが、タミコは台に仰向けに寝ている。 足を開き、着物の裾が捲れて下半身が見えているが、タミコの上に男がのしかかっていた。 ただ事ではないのは一目瞭然だが、お美代はその男を見て息を呑んだ。 この家の主人、彦兵衛だった。 彦兵衛はタミコの足を割り、股の間に腰を押し付けて前後に揺らしている。 「う"……う"……、旦那様、許して」 タミコは辛そうに顔を歪めて訴えた。 「つい先日、わしが女にしてやったんだ、お前はもうわしの手つきとなった、おとなしく従え」 彦兵衛はタミコの訴えを聞かず、胸を乱暴に開いて乳房を晒した。 「や、やだ……」 タミコは顔を逸らして嫌がっているが、お美代はタミコが彦兵衛に無理矢理穢された事を知った。 「ここも感じるようにしてやる」 彦兵衛は上気した顔で言うと、胸をぎゅっと掴んで口に頬張る。 「んんっ、旦那様……」 タミコは彦兵衛の肩を押しているが、力が入らないらしく、彦兵衛は乳房を舐め回して腰を振り続けている。 見てはいけないものを見てしまった……。 お美代は体をかたくし、心臓がドキドキしていた。 タミコが可哀想だとは思ったが、店の主人がやっている事だ。 自分にはどうにも出来ない。 タミコに対して申し訳なく思ったが、初めて見る男女の営みに目を奪われた。 「タミコ、わしの子種を入れてやるからな」 彦兵衛は興奮気味に乳房をしゃぶり、上目遣いでタミコに言った。 子種を入れる……。 お美代にはハッキリとした事は分からなかったが、生唾を呑みこんで成り行きを見守った。 「それだけは……堪忍してください」 タミコは泣きそうな顔で拒んでいるが、お美代もその気持ちは理解できた。 彦兵衛は50を過ぎた男で、とてもじゃないが色男とは言い難い風貌をしている。 そんな男の種で子を宿すのは誰だって嫌だろう。 「はっ、はっ、はあ、イクぞ」 しかし、彦兵衛は腕を立てて腰の動きを早めていった。 「出る、子袋で受け止めろ」 「うう、や、や」 タミコは彦兵衛の腕を掴み、顔を左右に振って嫌がっている。 「そうら……、くっ……! う"う"っ! 」 彦兵衛は力強く腰を突き出して止まり、息を荒らげて振り絞るように唸った。 「あ……」 タミコは目を見開いて動かなくなり、お美代は何が起きたのか分からず、息を殺して2人を見つめた。 「タミコ、しっかり奥に出したからな、腹の中にわしの子を身ごもるんだ」 彦兵衛は茫然とするタミコへ言い聞かせ、お美代は状況を把握した。 タミコの中に彦兵衛の子種が放たれてしまった。 彦兵衛は何度か腰を動かしていたが、やがて起きあがり、お美代の方へ向いた。 お美代は彦兵衛の股間に目がいった。 彦兵衛は着物の裾を捲りあげて帯に挟んでいるので、褌からはみ出した男根が丸見えだ。 黒ずんだ男根はだらんと下に垂れ下がり、まるで蛇のように太く長い。 彦兵衛は懐から手ぬぐいを出して男根を拭い、褌の中にしまい込んだ。 「ふう、すっきりした、これで商いに集中できる」 満たされた表情で言って着物の裾を元に戻す。 タミコはゆっくりと起き上がり、俯いて着物を直した。 「それじゃわしは行くからな、タミコ、今夜わしの座敷へ来なさい」 彦兵衛はタミコに言い残し、お美代の方へ向かって歩き出した。 お美代は慌てて障子から離れると、廊下の角へ走って行った。 見ていたのがバレたらきっと叱られる。 急いで廊下の角を曲がったが、彦兵衛が障子を開けて出てきた。 彦兵衛はお美代の後ろ姿をチラッと目にしていた。 「お美代……、見ていたのか」 ボソッと呟き、ニヤリと笑ってその場から立ち去った。 ───── その夜、タミコは彦兵衛の座敷にいた。 彦兵衛には正妻がいるが、奥の座敷に引きこもって出てこない。 正妻は気が触れておかしくなっている。 彦兵衛の浮気癖に散々悩んだ末に、気の病にかかってしまったのだ。 彦兵衛は古女房など気にも止めていなかった。 暗い座敷の真ん中に布団を敷き、全裸に剥いたタミコの体を味わっていた。 昼間、布団部屋に連れ込んで事に及んだばかりだが、彦兵衛は50を過ぎても未だお盛んだ。 妾を何人も持ち、子を産ませては養子に出している。 彦兵衛は自分も全部脱いで布団に潜り込み、タミコの若々しい肉体を肉厚な舌で舐め回す。 なめくじのように這い回る舌に、タミコは身震いして耐えていたが、彦兵衛が股ぐらに顔を埋めようとした為、咄嗟に足を閉じようとした。 「いや……、お願いです」 そんな所に顔を寄せるのは勘弁して欲しかった。 「タミコ、おなごとしての喜びを教えてやるんだ、わしに任せてじっとしてろ」 だが、彦兵衛は足をグイッと強引に開き、股に顔を埋めて花芽を弄んだ。 「う、んんっ……」 舌先で花芽を弾かれ、タミコは体を強ばらせた。 そこはひどく敏感で、体がビクビク震えてしまう。 嫌でも淫らな気分が高まってきて、タミコは一生懸命否定した。 彦兵衛は耐え忍ぶタミコを淫靡な谷へ突き落とすように、執拗に花芽を刺激して溢れ出す愛液をジュルジュルと啜った。 ねっとりとした舌で花弁を一枚ずつまさぐり、花芽を思い切り吸い上げたら、タミコは矢も盾もたまらなくなってきた。 体が勝手に昂り、強い快感が体を駆け上った。 「ひっ、ひあっ……」 タミコは初めての絶頂を迎え、女陰が痙攣して愛液を噴き出した。 「ふへへ、達したか、意外と早かったな」 彦兵衛は下卑た笑みを浮かべて言うと、起き上がって男根を握った。 黒い竿はいきり立って太い血管を浮かせ、先端から涎を垂らしている。 「タミコ、一度知ったら病みつきになるぞ、わしがいい思いをさせてやる」 彦兵衛は膝をついてにじり寄り、亀頭を女陰にあてがった。 「ふあ……、ハァハァ」 タミコは思考が回らなくなっていたが、彦兵衛が男根をゆっくりと沈めていくと、体をひくつかせて悶えた。 「んっ、あっ、ああ……」 蜜壷は十分濡れそぼり、巨根を喜んで受け入れる。 「はあー、わしの逸物に吸い付いてくるぞ」 彦兵衛は心地よい締め付けに息を吐き、腰を動かし始めた。 ぬちゃぬちゃ音を立てて太竿が往復すると、タミコは昼間とは違う反応を見せていた。 顔を赤らめ、突かれる度に甘い声をあげる。 「あ、あん、あっ」 「おお、よい顔だ、それでいい」 彦兵衛は得意げな顔でタミコを褒めると、腰を大きく揺らしていった。 「ハァハァ、だ、旦那様、私は旦那様の子を……」 タミコは既に諦めていたが、不安になって聞いていた。 「ああ、産めばよい」 彦兵衛は返事を返して動きを早めた。 「あ、あっ、ハァハァ、旦那様」 タミコは喘ぎながら彦兵衛を見たが、そもそも帰る家などなく、どのみち彦兵衛に従うしかない。 「そろそろ出すぞ、子袋の中にたんと仕込んでやるからな」 彦兵衛は乳房を揉みながら、弛んだ腹をタプタプ揺らして男根を突き込む。 開通したての穴はヌルヌルと締め付け、興奮がピークに達した瞬間、ズンっと力強く男根を突き立てた。 「ひいっ……、ああっ」 タミコは子袋を突かれて悲鳴をあげる。 「うっ! 」 彦兵衛は尻を震わせて子種を放った。 怒張した亀頭が、子袋に向かって白濁汁をびゅるびゅると飛ばした。 「これが堪らんのだ、はあー、やめられんわ」 彦兵衛はこの一瞬に最も興奮を覚えるのだった。 「あ、あぁ、旦那……様」 タミコは体内で男根が脈打つのを感じ、虚ろな目で彦兵衛を見ていた。 「どうだ、わかっただろう、なにも恐れる事はない」 彦兵衛は男根を突き入れた状態で乳房を舐め回す。 子種を染み込ませる為だ。 気が済むまでそうしていたが、男根を引き抜いた後でタミコに口淫を命じた。 タミコは淫液に塗れた逸物を舐めるのは嫌だったが、吐きそうなのを我慢して舐め回していった。 たどたどしいやり方はかえって彦兵衛を昂らせる。 彦兵衛はタミコをうつ伏せに寝かせると、背中にかぶさって尻臀に男根を埋めた。 「さあ、もう一度わしの逸物を咥えろ」 亀頭を女陰へ押し付け、男根がズブズブっと中に入り込んだ。 「ふ、んんうっ……」 タミコは体をかたくして呻き声を漏らす。 一旦入ってしまえば楽になるが、巨根だけに突き入る際は体が強ばってしまうのだ。 「タミコ、気持ちよくなってきただろう」 彦兵衛は手を下へ潜り込ませ、乳房を揉んで背中を舐め回す。 ぬるぬるになった蜜壷は男根の滑りをよくし、一突き一突き堪能するように腰を振る。 「ハァハァ、あ、あんっ、ああっ」 グチュリ、グチュリ、2人が繋がった箇所は熱を帯びている。 女陰は男根をぎゅうぎゅう締め付け、彦兵衛は興奮して激しく突いていった。 「また出してやる、いいか、心して受け取れ」 2回目の種つけに向け、重なる体がゆさゆさと揺れ動く。 彦兵衛はタミコを抱いて上り詰め、唇を吸って子種を注いだ。 淫猥な交わりは朝方まで続き、タミコは子袋にたっぷりと種を注がれた。 翌朝、フラフラになって自分の座敷へ戻ったら、お美代が心配そうに声をかける。 「タミコさん、大丈夫?」 「あ、ええ……」 お美代の無垢な顔を見たら、タミコは堪らなくなったが、目を逸らして平気なふりをした。 けれど、お美代はタミコがなにをしてきたか、わかっていた。 但し、そんな事を口に出せる筈がなく、タミコと2人で仕事に取り掛かった。 ───── それからふた月が過ぎた。 その間も、タミコは彦兵衛と交わっていた。 当然子を身ごもり、彦兵衛はよくやったとタミコを褒めたが、引き続きタミコの肉体を求めた。 みつき、よつきと日々が過ぎてゆき、タミコの下腹部が目立つようになってきた。 店の者はみな見て見ぬふりをしているが、彦兵衛の悪癖は知れ渡っている。 しかし、店の主である以上、誰も文句は言えなかった。 彦兵衛は深夜にタミコを座敷に呼び、さっそく裸に剥いて自分は褌一丁になった。 「さ、タミコ、やりなさい」 タミコの前に立つと、タミコは膝をついて褌から男根を取り出した。 熱く潤んだ目で男根を握り、愛おしむように口に頬張る。 「お〜、随分上達したな」 彦兵衛はタミコをじっと見ているが、これなら女郎屋ですぐに役立つとほくそ笑んでいた。 なにも知らぬタミコは、腹に彦兵衛の子を抱えながら男根をひたすら愛撫する。 舌を駆使してカリ首をなぞり、シミ出た淫液を舐めとって尿道口に舌先を差し込む。 「はあ、気持ちよい、タミコ、四つん這いだ、尻を突き出せ」 彦兵衛は昂ってタミコに命じた。 「はい、旦那様」 タミコは従順に従い、四つん這いになって彦兵衛に尻を向けた。 「よしよし、それじゃ今与えてやる」 彦兵衛は膝をつき、興奮気味に豊満な尻へにじり寄る。 子を孕んで腰が張りを増し、女陰の締まり具合が更によくなっている。 握った男根を濡れた女陰に押し込むと、暖かな粘膜が竿をぎゅうぎゅう包み込む。 タミコは切ない表情で喘ぎ、彦兵衛の猛りを迎え入れて悶える。 「はぁぁ、旦那様ぁ〜」 腹の子が動いている。 タミコは片手で腹を撫で回し、彦兵衛の突き上げに甘く鳴いた。 「タミコ、子は養子に出す、お前にはもっと稼げる仕事を紹介してやるからな、それまでわしと楽しもう」 産み月が迫ってきた事もあり、彦兵衛は先の話を口にした。 タミコは妾になれると思っていので、彦兵衛の言葉に愕然としたが、荒々しく突かれて聞く事が出来なかった。 「あ、あっ、あん! 」 「そうれ、受け取れ」 彦兵衛がズンっと突いて種を放つと、タミコは絶頂に達した。 「ひあ、ああんっ! 」 目が眩み、快楽が不安をかき消していった。 今や、タミコの体は淫欲に毒されている。 なにも聞けずにみだらな行為に耽り、朝を迎えて自分の座敷に戻っていた。 [次へ#] [戻る] |