孤独
僕を縛<トラエ>る
孤独<ヤミ>
いつも畏れ
躯 震わせるモノ
つかまらぬように
逃げている
呼吸<イキ>も
ままならぬほど
必死に
なのに
いつも いつも
いつの間にか
僕を縛<トラエ>っている
孤独<ヤミ>
羽交締めにされ
身動きが出来なくなる
躯だけでなく
精神<ココロ>までも
僕はただ
ひとつの事だけを
考える
―孤独<ヤミ>はイヤダ―
―孤独<ヒトリ>はイヤダ―
そして、さらなる
深き孤独< >へと
のみこまれてゆきながら
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