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狼皇帝のシンデレラ
I※
薄暗い部屋の中で、寝台の布に重なり合う二つの影が写る。

「ん、うぅん…はぁ」

唇が離れると鈴は大きく息を吸い込む。
ハァハァと息を繰り返す鈴に狼牙は小さく苦笑する。

「鈴、こういう時は鼻で息をするものだ」

「はぁ、…あ、そうか…」

口付けの仕方も知らない鈴の初さが狼牙を煽る。

「練習だ、鈴。今度はちゃんと息継ぎするんだぞ」

「あ…んんぅ、は、ぁ…ん」

狼牙の舌が鈴の小さな口の中を好き勝手になぶる。
まるで生き物の様だと、ボゥっとする意識の中で鈴は思った。

「ハァ、は、ぁ…あ////」

初な鈴には巧み過ぎる狼牙の口付けに意識をぐずぐずに溶かされる。
呆然と寝台に横たわる鈴の花嫁衣装の襟をグッと開く。
赤い衣装が鈴の白い裸によく映える。

「あ、やだ…狼牙、そんな…」

狼牙は鈴の白い胸の薄桃色の粒を口に含む。

「あぁ…や、だめ////」

ふにゃふにゃと柔らかかった粒は狼牙の口の中で硬度を増していく。
触れられていない反対側もツンと小さく主張する。

「何が駄目なんだ?」

狼牙の息が胸をそろりと撫でていく。
その感覚に鈴は小さく悶える。

「ん…////」

「鈴、ほら、何が駄目なんだ?」

「やっ、狼牙…喋んないで、あぅ…」

息が掛かるとムズムズとした感覚が全身に広がっていく。
狼牙はわざとフゥっと息を吹き掛け、鈴を追い詰める。

「やぁ////ムズムズするよぅ…」

鈴は無意識の内に両足を擦り合わせる。
そんな鈴の姿にフッと微笑む。

「フフッ、可愛いな、鈴」

「あ…」

擦り合わされた鈴の脚の間に手をやる。
鈴のソコは小さく主張を初めていた。
狼牙はその事に気をよくし、直接的な刺激を与える。

「あっ、ん…狼牙ぁ…やぁ」

鈴はビクンと体を痙攣させる。
慣れない体には直接的な刺激は激しすぎた。

「だめ…も、だめぇ…」

全身を桃色に染め、嫌々と首を振る姿に征服欲が刺激される。
鈴のモノを握る手を強め、更に追い詰めていく。

「ひぁ、あ…だめ、出る!あぁ…出ちゃうよぉ////」

大きくビクンと体を硬直させた後、鈴は狼牙の手の中で達した。

「あ、あぁ…ん」

自身の与えた刺激に気をやる鈴の姿に狼牙は欲望の火が一つおさまるのを感じた。
しかし、それは一瞬の事、また別の欲が狼牙の体に火を灯す。

「いい子だ、鈴。ちゃんと達けたな」

「狼、牙…」

鈴の呼吸が整った頃を見計らって、鈴の体の奥にある窪みへと手を進める。

「ん…?」

「ん、あぁぁ////」

陰部と窪みの間、本来ならば平らであるはずの場所に臀部とは異なる窪みがあった。
そこはグチュリと音を立てて狼牙の指を飲み込む。

「ひ、ぁ…や、なに…」

「これは」

狼牙が指を動かす度にグチュグチュと湿った音を立てる。
信じ難い事だがこれは間違いなく女性の陰部だ。

「ふむ、…これが有ると言う事は鈴は両性と言う事か」

「両、性…?」

鈴の聞いた事のない言葉だ。
小首を傾げる仕草はこの状況にそぐわない程あどけないが、それがかえって狼牙の欲を煽る。

「ああ、ごく稀にいる男と女両方の性を持って生まれてくる者の事だ」

「俺もそうなの…?」

下半身だけでなく、言われてみれば鈴は胸も少年にしては少しふっくらしている。

「おそらく、間違いないな」

「や、っ…」

力なく寝台に預けられた足を掴み大きく割り広げる。
自分ですら知らなかった秘部に狼牙の視線を感じ足を閉じようとするが、びくともしない。
狼牙は鈴の窪みを暴く様に指を進めていく。

「あふ…あ、ん////嫌…いやぁ」

「かなり狭いな、ここで私を受け入れるのは無理か…」

狼牙の与える刺激にしとどに濡れ、キュウゥと指を締め付けるが、鈴のソコはまだ子供の様に狭い。
無理に入れれば壊れてしまいそうだ。



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あきゅろす。
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