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22:【家族を守るけども、】
「だっ!ダメだぞ!!不埒だ!いきなり異性の人にきききキスだなんて!!」
『ほっぺにね』
「ダメだダメだ!キスなんてダメだァァァ!!!」
『ほっぺだったちゅーに』
「不埒だァァァ『ほっぺって言ってるでしょーが!!人の話を聞きなさいバカ!!!』ごごごゴメンナサイィィィ!!!(泣)」


さて、先日の"まさかのほっぺちゅー"事件について。

↑の通りエースがグダグダとうるさいのでひずにがキレた始末でございます。


「でもでもでも!!パパは許しません!!キスとかはお嫁に行くときだけです!!!」
『(そんなの当分来ねェよ)・・・でも、僕は嬉しかったからさ・・・僕の刀・・・僕自身の刀、エースが僕に刀を、武器をくれたって事はさ、僕に戦わせてくれるって事でしょ?僕も、戦闘員になれたんだよね?』


ニッコリ笑いながらひずにが言う。


『僕も家族を守るよ』


ひずにはエースに抱きついた。


『ありがとエース!』
「おーよしよし」


エースはひずにの頭を撫でた。

・・・と、ここまで終始見ていたキフリとアンとシャーリー。


「ひずに可愛いわね」
「本当に親子って感じ!」
「子が親に謝らせるかよ?;」
「なんにせよいいじゃない!ひずにが嬉しそうだったら!」
「ひずに一番かシャーリーさんは」
「当たり前じゃないの」
「ひずには私達の妹よ」
「ちょっと、ひずにに手を出したらただじゃおかないわよ」
「手出さないって!あ、シャーリーさんとアンさんには良いってことで?」
「キフリ君には興味ないわ」
「私も〜」
「(ショック!!)そうかよ・・・」


二人のストレートな物言いにショックを受けるキフリ。

それはおいといて、ひずには刀【翠万色】をもらってからは素振りをする時や毎日特訓に持ち合わせた。相当気に入った様子。

そして今のひずにの強さを言えば、隊長達の次の次の次に強いキフリの次に強いひずに。簡単に表せば少将クラスなら倒せれる(かも)といったところだ。

だがまだ実戦というものはやったことはない。前にマルコが"いつ戦いになるか分からない"と言っていたが、それは間違いではないのだがこの白ひげ海賊団に、四皇の一人の白ひげに立ち向かうバカなどいないからだ。

そんなもんだから実際の自分の力がどれ程のものなのか図りかねているひずにだった。









『エースー、暇だから遊ぼうよ〜』
「いいぞ、何して遊ぶんだ?」
『そうですな〜・・・鬼ごっこは?』
「それじゃ二人じゃつまらないからな。マルコとキフリも呼ぶか?」
『うんうん!僕が呼ぶ!』

《マルコ隊長ーキフリー?》
〈〈なんだよ/ぃ〉〉
《鬼ごっこをしよう!ちなみに鬼はマルコ隊長からね!》
〈は?何で俺から・・・〉
《いいから!始め!!》

『エース!鬼はマルコ隊長だから逃げるよ!』
「えっ、でもどこに居るか分かんなくないか?」
『それが楽しいじゃん!行くよ!』


でも実戦なんかになってしまうよりも、家族を守るけども、こうやって皆と遊んでいる方がいいと思うひずにだった。


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あきゅろす。
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