比翼連理の契り 真実 6 「いいぞ。いきなりで驚いたが話したのなら、きちんと挨拶しておいた方が良いだろう?」 「ありがとう。では、行きましょうか? 移動するから手を貸してね」 ルアンヌは、リーフェルと手をつなぎ、家へと瞬間移動した。 リーフェルは、フェリアから聞いていたから、実際にルアンヌと瞬間移動しても驚くことはなかった。 「着いたよ。居間に両親がいるの」 「そうか……。緊張するな」 「うん」 そうして、二人は居間へと入っていった。 「ただいま。リーフェル連れてきたよ。母さん、彼がリーフェルよ。私の恋人」 ルアンヌはまず、クレイアにリーフェルを紹介した。 「はじめまして、リーフェルです。宜しくお願いします」 「はじめまして、私はルアンヌの母親のクレイアです。よろしくね。そして、彼がルアンヌの父親よ」 そう言ってクレイアはルシエルの方を向いた。 リーフェルもそちらを向いた。 そして……驚愕した。 [*前へ][次へ#] [戻る] |