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比翼連理の契り
一角獣との出会い 2

 しばらく経ち、いろいろと最近のことを話していたのだが、急にアクアがいなくなってしまった。

「アクア? 急にどうしたの?」

 ルアンヌは、湖に向かって話していた。
 そしたら、後ろでガサっという音がしたので振り向いてみると、そこには銀色の鬣をもつ一角獣がいた。



 ルアンヌは一角獣が急に現れたことよりもその美しさに感嘆した。
 それと同時にアクアがいなくなった理由もわかった。
 それは、この一角獣がやって来たからだ。

 何故か向こうもルアンヌに見惚れているようである。
 ルアンヌは肩ぐらいまでの長さの漆黒の綺麗な髪の毛と意志の強そうな目をしていて、誰もが認めてしまうような美しさを持つ女性である。
 もっとも、そんなルアンヌに見惚れるのは当然といえば当然かもしれない。

 お互いに見とれていたのだが、ルアンヌが何かに気が付いた。

「あら、あなた足を怪我しているのね。こっちにおいで、手当てしましょう」

 どうやら怪我をしていたらしい。ルアンヌの言葉に一角獣は従った。
 そして、ルアンヌは近寄ってきた一角獣の怪我の手当てをする。



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あきゅろす。
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