Vinca major 【西浦】
2
「ゆーいちろう!」
少し離れたとこに三橋くんといる悠一郎を見つける。
「あ、菅原、さ、んっ。オレ、阿部くん、に呼ばれ。」
「そうなんだ?あっちにいるよ。」
私は悠一郎の隣に座る。
「なんか、ごめんね。
あんなにはっきりいうつもりじゃ。」
「いーって!気にしてないない!」
すっと、隣から体温が消える。
「だって俺らほんとにそーじゃん。」
んじゃ、行くな。
にかっといつもの笑いのつもりなんだろうけど
私にはそうは見えなかった。
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