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第弐話―04―




初音からの連絡を受けた夢見ヶ原は臨時の生徒会を行うため、特別練の生徒会室へと戻ってきていた。


カチャ……


「あら、おはようございます鏡」


「あぁ、おはよう初音」


生徒会室に入ると、中には紅茶の缶を手にした書記の初音が立っていた。


「少々お待ち下さいませ。もう少しで、全員揃うはずですわ。
……あ、紅茶はダージリンでよろしくて?」


「あぁ、構わない」


ドサリと自身の会長専用の机に鞄を置き、着ていたジャージを脱ぐ。バサリと机に投げた私と私の服装を見て初音は眉をよせた。


「鏡、ジャージはハンガーにかけてくださいまし。皺になりますわ。
……それと、いい加減ジャージの下にキャミソール一枚と言うのは止めてくださいませ。風邪を引きますわ。」







あきゅろす。
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