背中
成美『私でいいんですか……??』
修兵「お前から告白してきたのに?」
成美『お前じゃなくて成美ですっ。』
修兵「……眼鏡かけない方が可愛いぜ?成美。」
俺もベタなやつ。
成美『……修兵くんかっこいい…』
笑うともっとカッコいい…
修兵「成美も修兵って呼べ。わかったな?」
成美『はいっ!!』
ずっと見ていただけの背中をやっとつかめた。
私の方に振り向いてくれた。
こんなに幸せなことはないだろうな…
嬉しくて涙溢れた。
修兵「……どうした;;」
成美『……好きで、修兵が傍にいてキスしてくれて…嬉しくて…』
修兵「……こっちを見ろ。」
俯いて言われても…
ちゃんと目を見ていってくれよ。
俺が成美の顎をつかんでこっちを向かせた。
成美『////好きだよ。』
泣き顔に好きだよって言われてよ…
絶対離さないって思ったけど…
この体じゃ…無理だった。
ホントはよ…
こんな事言いたくはねぇけどよ…
他のやつと幸せになれ。
じゃあな。
修兵
成美『……ッ修兵っ』
会いたい…
手紙なんか残すなよ…バカッ
他のやつと幸せになれって
ふざけんなっ
成美『…修兵のバカ野郎っ
私が修兵を許さないんだから!!!!!!!!』
看護師「………ッ」
成美『…………修兵の背中なんかもう追いかけないからっ』
修兵に言われなくても…
成美『生きて幸せになってやるんだから!!!!』
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