泣くなだなんて
成美『(こんな風が強い日になんで屋上選んじゃったかなぁ…私。
ってか今日のパンツ何色だったけ…/////)』
告白の真っ最中にパンツの色を気にしている成美。
修兵「変なやつ…」
修兵くんが笑ったぁ…。
成美『ってあれっ??……私声に出してましたか?』
修兵「何をだ?」
成美『今日のパンツの色の話…。心配してたんです。』
修兵「いや…;;」
俺って告白されてんだよな…??
緊張感全くねぇ…
成美『……よかったぁ…///////
変なやつって言われたから聞こえてたのかと…安心したぁ………』
修兵「(もう言っちゃった時点で安心できなくね;;?)」
とんだ天然女だなぁ…
ブォォ
急に風が強く吹く。
成美『きゃぁ!!眼鏡が!!!!』
見事風に眼鏡がとばされた。
修兵「(ベタなっ;!!)」
眼鏡を探そうとスカートから手を離した成美。
成美『きゃぁ!!』
見事計算違いでパンツ丸見え。
修兵「(/////みちまったよ………ってあれっ??
見せパンちゃんとはいてんじゃねぇか…
なんでパンツの色、気にしてたんだ?)」
わけわかんねぇ…
けど、こいつ可愛いとこあるし…
俺も少し成美の事気になってたし…
こいつとなら退屈しないで………
残りの人生楽しめそう。
修兵「ほら…眼鏡。」
いくらたっても探し出せない成美に眼鏡を拾ってあげた。
成美『……ありがとうござ………っ!!!?』
俺は優しく成美にキスをした。
修兵「……付き合ってくれ。」
ってあれ?
成美に告白されたのになぜか俺が告白しちまった…
成美『……はいっ/////!!』
まっいいか…
可愛い笑顔見れたし…
俺は成美の笑った顔が一番好きなんだ。
だからずっと笑っててくれないか?
この手紙を読んで泣くのをこれで最後にしてくれないか?
辛いことは必ずあるだろう…
だけど、笑うことを忘れないでいてほしいんだ。
でも…
泣き虫なお前に泣くな。
だなんて約束できねぇか。
あの時も泣いてたしよ…
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