空
成美『……すきですっ!!つっ付き合ってください!!』
勇気を出してベタに屋上で告白。
相手は同級生の檜佐木修兵。
修兵「はぁ?突っつきあって?」
ガーン;;;
違うー
緊張し過ぎて
"つっ付き合って"が"突っつきあって"に聞こえてしまったぁ……(泣)
成美『/////……付き合ってください!!』
よしっ今度はちゃんと言ったよっ!!!!!
修兵「俺…
あんたの事よく知らないんだけど…」
成美『…私もです…//////』
はっ?なんだこの女…
俺の成美への第一印象は…ベタな子。
だってよ…眼鏡に黒髪のさらさらロングって……
今の女子は、
コンタクト…まぁ…だて眼鏡か。
それに髪の毛は茶髪や金髪…
あと、エクステって奴で盛ってるし…
…しかも下駄箱にハートのシールで封してあるピンクのラブレターで屋上に呼び出す。
普通はメールとか…電話だろ?
同級生の恋次に見られたとき…
すげぇ……恥ずかしかったぜ(笑)
私は病院で修兵が残した手紙を読みながら、高校生の頃を思い出していた…
今の季節は冬。
まだ雪は降らずにいた。
病室の窓から空を見上げふと呟く。
成美『……修兵…待っててね…』
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