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美波「……ねぇ…成美ちゃん………
ちゃんと本人に聞いた方がいいと思うよ……?」
成美「知らないっあんな人!!」
美波「あっあのぉ…
さっきから冬獅郎くんこっち見てるよ………;;」
お昼ご飯中、同級生で親友の美波に相談していた。
美波「成美ちゃんたちあんなに仲良かったのに………
もうかれこれ4日も話してないんでしょ?……
別れるの??」
成美「………。」
別れたくないのが本音。
でも……
成美「私、胸も小さいし、スタイルもよくないし、頭もよくなければ運動神経もよくないし
……かわいくないし……。何にも取り柄がないからあきられたのかな?」
自分でも嫌になるくらいセンスない私………。
美波「………。
だってさ冬獅郎君。」
美波のいった言葉に「はっ?」としか言えなかった。
しかもすぐ後ろに冬獅郎がたっていたから………。
冬獅郎『はぁー俺があきる訳ねぇーだろ………。』
ため息をつきながらも嬉しい一言を言ってくれた。
成美「ホントに………?」
嘘じゃないよね?
冬獅郎『確かに胸もないし、頭もわりぃし………。』
………ムカッ
美波「ちょっと、冬獅郎くん!!」
美波が冬獅郎に少し怒る。
冬獅郎『………なんだよ;』
もう、冬獅郎は私の事嫌いなんだね…
成美「別れましょ、日番谷くん。
日番谷くんもこれから馴れ馴れしく私のこと成美だなんて呼ばないでくださいね♪」
美波『は…??
なにいってんだよ……。』
このやり取りに回りにいる女子みんなが目を輝かせている。
私が別れたら冬獅郎フリーになるし、
冬獅郎の彼女の座をねらってるんだろうね。
ホント…冬獅郎は人気だからね………。
成美「モテんなよ………バカッ」
もう、耐えきれずに涙が溢れた。
冬獅郎『成美……。』
優しく私の名前を呼び
私の涙をぬぐう冬獅郎の手が暖かい。
でも……その暖かさが胸を締め付ける………。
バシッ
成美「さわんないでッ!!」
冬獅郎の手をはらう。
成美「一護と幸せに!!!!!!」
一護「オッオレ!?なんで!?」
冬獅郎と一緒にいた一護がビックリしている。
美波「成美ちゃん…;;」
美波も呆れていた。
私は回りの反応が嫌で嫌で教室をとびたしてしまった。
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