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唖然





俺は気づけば市丸のもとへ行き



『成美に何した…』


怒りが込み上げてきた。




「あの…日番谷隊長…」




グイッ


『…成美…大丈夫か??』


成美を強く抱きしめる。



「あ……はい…」


俺に抱かれた成美は複雑な顔をしていた。




「なんやなんや、日番谷くん。僕らのじゃま、しないでくれます?」


『うるせぇ!!
俺の惚れた女が犯されるのを黙ってみてられっか!!』




「…………。」


成美は冬獅郎の腕のなかでふるえていた。






「……日番谷…隊長…??」



『俺は……
お前を見つけたときから、お前の事ばかり考えて……
だからお前が他の男に手を出されたら……

俺…



死んじまうかもしれねぇ…』


「……それって成美ちゃんが日番谷くんには必要ってことかいな。」


『……お前には渡せねぇ…成美が嫌と言っても無理矢理でも俺の事好きにさせてみせる…。』



















「「プッ!!」」










『………なんだよ…』





今たしかに市丸と成美の声が重なった…








「あははっ!!……死んじまうかもしれねぇ…って…そんな大袈裟ですよ!!」


成美が笑う


『…………。』




「犯されるのを黙ってみてられっかって…
僕が成美ちゃんを押し倒すとでも思ったんかいな〜」


市丸まで…


















『……違うのか?』












「違いますよ!!



私、市丸隊長に
こちょこちょされただけですよ♪」







「日番谷くんのあつーい告白ばっちし聞きはりましたわ♪」




『……………。』



「犯されるって…ホント笑いこらえるの大変だったんだから〜!!」

だからさっき震えていたのか?

冬獅郎は恥ずかしい事も忘れて突っ立っている。



「……日番谷隊長?」












『……///////




好きだ…成美…









だから俺と一緒にいてくれないか………??/////』




俺は成美を強く抱きしめた。














「……もちろんです。」




冬獅郎の早とちりで2人とも両想いになれましたとさ♪





「……しばらく日番谷君つかえるで……(妖笑)」


END







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