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成美『………////』
冬獅郎「何してんだよ…さっさと脱げ。」


脱げ!?

軽々しく言わないでよー

私はまだ水着を脱げずに脱衣場で突っ立ってた。


冬獅郎「……脱がされてぇのか?」

成美『やだっ!!』

冬獅郎「じゃあ自分で脱げ。先に入ってるから。」


一応タオルをまいてるけど…

やっぱり恥ずかしい…

一緒にお風呂入るの初めてだし。


冬獅郎は緊張しないの?




成美『………私だけバカみたい……。
さっさとはいろ。』


そう呟くと
水着を脱いで成美もタオルを体にまくと、
冬獅郎が待つ風呂場へ向かう。


ガラッ

成美『……ごめん…遅くなっちゃった…』

冬獅郎「……別にそんなに待ってねぇし…」

もう体を洗い終わったのか冬獅郎は広い浴槽に浸かっていた。

私を待ってる間に体を洗いながせる時間があったんだから待ってたよね…

……優しいなぁ…冬獅郎は……。





―シャー…


冬獅郎「……。」

成美が髪の毛をシャワーですすいでると
冬獅郎がずっとこっちを見ているのに気づく。


成美『…??』

いったんシャワーをとめて首をかしげた。

冬獅郎「……。」

冬獅郎は無言で手招きする。

浴槽に浸かれってことかな?

その姿に無言で従う。


浴槽は広いし冬獅郎との距離は少し離れている。


冬獅郎「……髪の毛綺麗だな…」

そういって手を伸ばし私の髪に触れる。

距離も縮まる。

成美『……ありがと。』


冬獅郎「……体後ろに向けてくれ。」

成美『…??こう??』


さっきまで向かい合ってたが後ろから冬獅郎に抱きしめられる姿勢になった。

冬獅郎「………。」

冬獅郎は無言でシャンプーを手のひらにのせて優しく成美の頭を洗う。

成美『…気持ちいい。』


冬獅郎の指が私の髪を洗いあげてる…

なんだか幸せだなぁ…


泡だらけの髪の毛を優しくシャワーで洗い流す。


成美『……ありがと。冬獅郎。』


振り返り冬獅郎の顔を見る成美。










冬獅郎「……限界だ…」


成美『ほぇ??』







濡れた髪の毛にピンクにそまる頬。




きめ細かい白い肌。




柔らかそうな唇。





冬獅郎の理性をきらす材料はじゅうぶんあった。




成美『!!?…ッ…アッ……ん…やだっ…///////』


冬獅郎は後ろから成美の胸をさわり始めた。

冬獅郎「……ヤじゃねぇだろ??」


さわるだけじゃ物足りなさを感じ、

冬獅郎の手は成美の胸を揉みはじめる。


成美『……んぅ////』


冬獅郎の手の動きに成美は口に手を当てて声を漏らさないようにしている。


それを見た冬獅郎はニヤリと妖しく笑う。


冬獅郎「感じてんだろ?……たってるぜ…ここ。」

成美の耳を舐め回しながら呟く。

成美『あッ!!…ぅ…ダメぇっ…////』


感じやすい耳を責められさらに、
バスタオルの上からでも
はっきりわかるくらいはっきりした胸の突起を
冬獅郎は指の腹でなぞる。


冬獅郎「淫乱。」

成美『…ちがぅっ////』


その言葉に冬獅郎は胸の突起を指で摘んだり、はじいたり、成美を責め続ける。


成美『…ぅ…あぁッ////!!』

冬獅郎「……タオル邪魔だな…。」


冬獅郎が成美のバスタオルを剥がそうとしたが、

成美『やだって言ってるでしょっ////!!』

恥ずかしいのか、それを必死に拒む。


しかし、冬獅郎はとうとう痺れをきらし、強引に奪ってしまった。


成美『////!!!?』

あっという間の出来事に成美は顔を更に赤くする事しかできず……。


冬獅郎「続きしようぜ。」


その上機嫌な冬獅郎を見て成美が何かしなくてはと側にあった何かのボタンを押した。




ゴボゴボッ



成美『!!?』


浴槽が沸騰したかのように水が激しく音をたてる。
ジェットバスだった。


そう、

ここのホテルが高級だとは気づいても
浴槽がジェットバスだとは気づかなかったのだ。


冬獅郎「……;;何がしたいんだ。」


成美『……ぅ;;』


でもこれで体少しは隠せるかな…??

いや、透き通る水だから全く見えない訳じゃない…。

あっ!!


成美の目に入ったのはさっき冬獅郎が使っていたシャンプー。

成美はシャンプーを手に取ると浴槽に放った。

ゴボゴボッ


シャンプーのお陰でどんどん泡立っていく。


成美『(よしっこれで見えないはず!!!私って頭いい…??)』


しかし、シャンプーを入れすぎたのか泡ははんぱなく増え続ける。


成美『ふえっ?!』


泡のせいで冬獅郎が完全に見えなくなってしまった。
ってか、うまってる?



冬獅郎「成美………馬鹿だろ…。」


成美『……冬獅郎っ?!助けてぇ〜!!泡が…うわっ…!!目に入っちゃうよぉ!!!!!!』


冬獅郎「取り合えず止めろ!!」

成美は手探りでなんとかボタンを止めた。


成美『……冬獅郎』

冬獅郎「……世話のかかるヤツ…。」


冬獅郎は立ち上がると泡をかきわけ、

泡が目に入らぬように目をギュっと瞑っている成美を抱っこする。


成美『!!?///』


軽くシャワーで体をすすぐとタオルで身体を拭くのを忘れ部屋へ直行した。









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あきゅろす。
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