ダメだった
………。
成美『失礼しましたぁ………。』
隊長にあってきた成美。
恋次「隊長なんだって?」
なんだか浮かない顔をしている成美に声をかける。
成美『書類間違えすぎだから終わるまでどこ
も行くなだって……』
恋次「…はぁ?!
お前ホントに三席かよ!?」
信じらんねぇ…
成美『ぅ;;……しょうがないかぁ…
恋次また今度一緒にご飯食べよ!』
ほんとは泣けるぐらい残念だけど…
隊長に卍解されたら困るし…
諦めて仕事するかぁ…
恋次「俺も手伝う。
そしたら早く終わって一緒に飯食えるだろ?」
成美『えっいいの!?』
恋次からそんな言葉を貰えるとは思わなかった。
恋次「俺だってお前と…成美と一緒に飯食いてぇし………。」
成美『えっ!?今なんて言った??』
声が小さくて聞き取れなかった。
恋次「/////もういいっはやく仕事するぞ!!」
成美『えっ?あっうん。まって恋次!!』
少し頬を赤く染めた恋次を追いかける。
成美『……♪』
恋次と一緒にいられるのは本当に嬉しい。
書類に手をつけてから30分。
いつの間にか執務室には恋次と成美の2人だけ。
聞いてみよう…
成美『ねぇ…恋次。ルキアの事どう思ってる?』
ほんの軽い気持ち。
調子にのって恋次とルキアの事を探ろうとした。
恋次「ルキア…?」
成美『うん………。いつも恋次はルキアと一緒にいるからさ…………
恋次はルキアの事………
好きなの?』
恋次「あぁ……/////」
聞かなきゃよかった…
このまま知らない方がよかった…
成美『………そっか………。』
やっぱり恋次はルキアが好きだったんだ…
成美『…………。』
泣くな………。
ここで泣いたら嫌われる………。
我慢……。
恋次「成美……??」
ポタポタッ
我慢しきれず大粒の涙が溢れだした。
成美『ッ……うぅッ……ヒクッ…。』
泣いちゃった…
はやく泣き止め……!!
恋次「成美……急にどうした……泣くなよ……。」
ギュッ
恋次「これで落ち着くか?」
恋次が私の事抱き締めている。
成美『もっと強く抱き締めてよ……。』
苦しい…辛いよ…
もう、自分で自分をとめらない……。
成美『私、恋次の事好き………。』
押さえきれずに想いを伝える。
やっぱり駄目かな…
恋次「…!!ルキア……。」
成美『………ッ』
恋次に会いに来たのかそこにはルキアがたっていた。
ルキア「………。すまん。邪魔をした。」
そう言ってルキアは出ていった。
成美『…………はやく追いかけなよ………。』
そっと恋次の体を離す。
恋次「でも………」
成美『いいから…
私の事は放っておいて……。』
ホントはずっと傍にいてほしい………。
だけど…もうダメだったんだ…
恋次「すぐに戻ってくる………。」
そう言い残し恋次は瞬歩で消えた
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