3日前
―3日前―
よく晴れた日に、
美波ちゃんと2人で散歩していた時の事。
美波「あっまた恋次、ルキアと一緒にいるよ〜ホントに仲いいね〜」
ズキッ
成美『………。ん。』
呆れている美波に素っ気なく返事する成美。
美波「…成美ちゃん??どうしたの?」
成美『へっ?何が?』
ちょっと苦しくなっただけで…
別に何ともないけど…。
美波「………。今、恋次とルキアの姿見てどう感じた?」
どうって…
成美『ズキッってした……。胸が引き裂かれるような感じ……。』
今感じたことをそのまま話す。
なんだろう…。
この気持ち凄くつらい……
美波「それ……何かわかってる?」
…??何って
成美『…さぁ?』
初めてだよこんな気持ち。
美波「フフッッ………それはね……
"恋"ってヤツですよ♪
成美さん♪」
えっ!?
成美『恋ってあの恋!?そんなわけないじゃん!!』
だってあんなヤツのどこが…
変眉の赤パインの…どこが…
美波「成美ちゃんは鈍いからねぇー
気づいてないんだよ。」
成美『はぁ…。』
じゃあ私はこれから…何に気づくの??
美波「……今ズキッってしたのはヤキモチってヤツだよ。
ウチも冬獅郎と雛森副隊長が一緒にいる時は嫉妬したもん
…今は両思いだけどさ♪」
そうなのかな…
確信はないけど…
成美『じゃあ、ルキアから恋次を奪いたいって気持ちも、
恋次と話しても話足りないのも、恋次に触れたら嬉しいのも……全部そうなの……??』
思いきって胸の内を話す。
美波「そう♪今の気持ちも全部恋次が好きだからそう言う気持ちになるんだよ。」
そっかぁ〜
日番谷隊長の彼女の美波ちゃんが言うんだからそうなんだよね……。
成美『なんか……ありがとうね。』
私は恋次が好きなんだ…
美波ちゃんに相談してよかった…
美波「いえいえ♪」
その日から恋次への思いも日に日に増えていった。
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