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イリーガル・ロット
自動式拳銃(半自動式拳銃)
〜自動式拳銃とは〜

射撃時の反動や、火薬が燃焼する際に生じるガス圧を利用して、排莢や次弾装填が自動化した拳銃のこと。
一般的なものは、引き金を引く度に一発ずつ発射されるセミ・オートマチック(半自動式)。
引き金を引いている間、弾が連射されるフル・オートマチック(自動式)は、マシンピストルと呼ばれる。

〜良い点〜

☆回転式に比べ、装弾数が多く、連射に向いている。

〜悪い点〜

★部品が多く、複雑な動作をするため、回転式に比べると動作不良や部品の破損を起こしやすい。

〜作動方式について〜

回転式(リボルバー)と同様に、シングルアクション・ダブルアクションなどの方式がある。
回転式のように、発射の手順を説明しよう。

1.弾薬が装填された弾倉(マガジン)を銃に取り付ける。
2.スライド(機関部を覆っている部分)をいっぱいに引いて、手を放す。バネにより スライドは戻り、最初の弾丸(初弾)が薬室(チェンバー)に送り込まれる。
3.前項のスライドの動作によって、ハンマー(撃鉄)が起こされ、射撃の準備が完了 。(コッキング状態)
4.引き金を引くと、ハンマー と撃針が作動して弾丸が発射される。
5.スライドが反動(リコイル)で後退し、自動的に空薬莢を排出(排莢)して、ハン マーが起きる。
6.後退しきっていたスライドがバネの力で戻る。その際、弾倉からせり上がってきた 次弾が薬室に送り込まれる。(上記3.の動作が自動で行われるということ)
7.セミオートの場合は発射後、ハンマーが起きた状態、つまりコッキング状態となり 、一発ずつの発射が可能。
 フルオートの場合は、引き金が引かれている間は5.〜7.が繰り返されて連続して 発射され続ける。
8.弾倉内の弾丸がすべて発射されると、スライドが後退したまま止まる。この状態を 、ホールドオープンと呼ぶ。
 これは、射手に弾が尽きたことを知らせると同時に、弾倉の交換による再装填(リ ロード)を高速化する意味もある。射撃を続けるものとして次項へ。
9.ホールドオープンの状態で空弾倉を外し、弾丸が装填された弾倉を取り付ける。
10.スライドを固定しているレバー(スライドストップ)を解除するか、スライドを 軽く引いて離すことでスライドが前進し、弾倉の初弾を薬室に送り込む。

以上が、一般的な自動拳銃の挙動である。

大抵の自動拳銃には手動の安全装置がついている。
しかし1970年代以降に設計されたものは安全装置の動作が自動化されており、手動の安全装置を持たない銃も登場している。
安全にデコッキング(コッキングの逆)を行うためのレバー(デコッキングレバー)も装備している銃が多い。
発射の意志を持って引き金を引かない限り、落下等の衝撃が銃に加わっても容易には暴発しない銃が一般化している。

(ウィキペディアより、一部改変)

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