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黄昏の約束
見当たらない君


昼間からいないと思っていたら、三限目辺りから名前は体調を崩して帰っていたらしい。

名前のクラスの子から、その話を聞き、久し振りに私達は三人で帰った。


珠紀「ただいま〜」


いつも通りに挨拶したが、珍しく美鶴ちゃんが来る気配は無く。

そんな日もあるだろうと三人で居間まで行くと、二人が足を止めた。


二人を追いかけて居間に向かうと、そこには、芦屋さんがまるで自分の家かごとく、落ち着いてお茶を啜っていた。


この間の事を思い出し、私は周りに名前がいないか見渡した。

けれど、そこに彼女の姿は無く、余計に私を不安にさせた。


芦屋『君は利用されている』


私は、その意味さえわからずに、ただ芦屋さんを見ていただけで、ただ、この人はとても危険だと思ったからだ。






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