[通常モード] [URL送信]

黄昏の約束
忘れていた事


「名前…」



私がキョトンとしていると、玉依姫がそう言った。

そう言えばまだ名乗って無かった事を思い出す。



珠紀「私は春日珠紀。宜しくね」

真弘「俺様は鴉取真弘だ。真弘先輩様って呼べ」

拓磨「…鬼崎拓磨。拓磨でいい」



皆、思い思いに自己紹介をして行った。

彼等の紹介を一通り聞いて、私は居住まいを正して言った。



『名字名前です。名前って呼んで下さい。これから宜しくお願いします』



そう言って微笑み深々と頭を下げて一礼した。


その後少し談笑して、拓磨達は帰って行った。

それを見送って、私も美鶴によって用意された自室へ戻った。







[*前へ]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!