小説
ずっと俺のターン(ムクツナ)
「あー暇。暇過ぎて死にそーだよー。つーか死ねる。」
「それくらいじゃ死にませんよ、綱吉君。」
「例えだよ、うましか。」
「普通に馬鹿と言えばいいじゃないですか。何で敢えて文字数を増やすんですか。」
「あ、そうだ!!骸、軽く事故ってきてくんない?」
「嫌ですよ。何ですかその、ちょっとコンビニ行ってきてよ、的なノリは。」
「ンだよー、ケーチ。」
「お黙りなさい。そんなに暇なら授業さぼってないで参加したらどうですか。」
「頭の房毟んぞ。」
「止めて下さい。頭から手を離しなさい。」
「そうだな。コレ、お前の本体だしな。」
「違います。それは僕の一部でしかありません。」
「お前から房とったら何が残るのさ。」
「おや?目から心の汗が…」
「あ、チャイムだ。京子ちゃんに会いに行こっと。じゃ!」
「人を散々弄り倒しておいてメンタルケアもなしですか…」
「しょうがないなぁ。じゃあ、雲雀さん呼んどいてあげるから。」
「え、は?!ちょっ、綱吉君!?あの元気でました!!あ!ま、待って下さい!綱吉くーーーん!!」
この後、並中の全生徒が可哀相な男の泣き声を聞いたという。
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