[
携帯モード]
[
URL送信]
聖王の御手のうち(本編+SS/完結)
6
花井汐が編入してきてから、聖王会はあわただしく急に動きを早めた。
明石の目的はおそらく……花井汐に関わる何かだ。
花井汐も、聖王会も、そして自分自身も。
もしかしたら明石を取りまくすべてが、彼の手の瓶の中に沈みつつある存在なのかもしれない。
ネザクへの帰り道。
明るすぎる月夜に小さな砂粒を踏みながら、どうでもいいことを過ぎらせた。
[*前へ]
6/6ページ
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!