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聖王の御手のうち(本編+SS/完結)
4
いつの間にか、匂いはずいぶん収まりを見せていた。
外に出ても、振りかえられない程度には薄まっただろうか。
俺は二人にちらとだけ視線をやってから、化学室を後にした。
どちらとも、目は合わなかった。
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