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きらきら(本編/一旦完結)
9
「も…やめろって言って…のに……しつこ……」

「やめない♪」

 ほら尖ってきた、などと嬉しそうに言いながら、先に向かってきゅっと指先に力をこめてくる。

「ぃた……」

「痛いの? こっち向こっか」

 小さい子供に言うような声色であやすみたいに言って、俺の体を仰向けに倒した。
 タクがどうするかはわかってる。
 でも、急いで逃げようとする体を押さえられて。

「逃げてもだめ」

「――っあ!」

 あらわに開かれた胸元に唇を寄せて、尖りきったそこにちゅっと音を立てた。
 炬燵の中、無意識に動かした膝が天板に当たって、鈍い音がした。
 普段のタクなら気づいてくれるんだろうけど。

「ひぅ……嫌だって……」

 赤く色を変えて、じんじんしはじめた尖りに白い歯を立てて。
 伏し目がちになった睫毛の奥から、俺の顔を見てくすっと笑いを洩らす。

「泣いてるの? そんなにここいい?」

「っ……、泣いてないしっ…眠いって言ってるじゃ…… っ!」

 後半に言葉が続かない。
 痛いのに、芯のほうからじわっと甘いみたいな快感が走って、腰が跳ねた。

 炬燵の中が、暑い。
 出たいと思っても、タクに押さえられて、自由が利かない。

 繰返し甘噛みされた胸から広がった快感が、息を乱れさせて、涙粒を溢させる。
 タクが唇を離すと、芯を持ってぴんと立ち上がった赤色が、唾液に濡れて光っているのが自分からも見えた。
 嫌だ、見たくない。

 それを指先で摘まんで、小さく捩るようにしながら、「やーらしいの……」とつぶやくように言う。

「やらしいの、ナルのここ。こんなに尖らせて、触って欲しがって。可愛い。こっちは?」

 する、と手を下半身に下ろしていくのを、俺も手で追いかけた。

「やめっ……! 触る、なっ……」

「濡れてる。良かった」

 下着に入ったタクの手が、立ち上がったその先をぬる、と撫でる。
 また腰が跳ねて、天板を蹴った。
 大して痛くはないけど、中にいる不自由さを痛感する。

 狭さを感じているのは俺だけだとでも言うように、タクは俺のパジャマの下衣をスルッと脱がして、片膝で止めた。
 その間も、もう片手が蜜口を責め立てていて、後ろまで濡らしているのが自分でもわかっていた。

「っは……タク、も、やめ……」

「止めたら、ツラいと思うよ? だって、ほら。ナルだってこんなに……」

「嫌だ。言う、な」

 自分の唇をちろりと舐めるタクが、嫌だ。
 その顔を見てると、勝手に水位が上がる。
 ピンク色に濡れた舌で、あちこち触れて欲しいと思ってしまう。

 はしたなく溢し続ける小さな口から括れに触れて、濡らされた袋を弄んで、最奥に指で触れる感触。

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あきゅろす。
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