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龍のシカバネ、それに月
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 朱李さまの腕の中で目を閉じていた朋哉さんが、同じ日の夜、歩き回れるはずがない。
 それなのにどうしてだろう、胸騒ぎがする。
 心臓の音が、僕の不安を掻き立てるようだった。












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