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ハルノヒザシ
風紀難が出ています
「何で今日から通常授業なんだよ。面倒臭ぇ」
寝不足でイライラしているのだろう。
次の朝、教室へ向かう途中三好はぼやきながら俺の横を歩いていた。
「まぁまぁ、後今日いれて三日行けば日曜じゃん」
のんびりとした気分で俺は三好を慰める。
寮から学校だと楽でいい。前は一時間かけて学校へいってたし。

教室へ入って直ぐにチャイムが鳴りだした。
三好はいつもこうやって遅刻ギリギリに教室に入っているらしい。
「おはよう」
「おはようございます」
少し遅れて西原先生が入って来て、無気力そーに出席をとった。
気、きがぬける…。
「今日は風紀委員の服装点検が放課後にあるからなー。んじゃ、以上」
「ありがとうございました」

それから一時間め目、二時間め、三時間め、四時間めと普通に授業が終了し、昼休み。

このまま普通につつがなく一日を終える事が出来そうだと思った矢先だった。


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