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ハルノヒザシ
軍隊委員会
「三好?どしたんだ?そんなに保健が嫌なら俺が変わるよ」
ホームルームが終わり、俺が作った昼飯を食べ終わった後、委員会に行く時になってあまりにも沈んだ表情している三好をみかねて言う。
まぁ三好は図書委員も嫌がってたけどさ。
「勘違いすんな。俺は図書も保健も嫌で、最終的に保健の方がマシだから保健にしたんだ」
そんな強がりを言われても明らかに態度に出ている。
意外と三好は嘘が下手なんじゃないか?
「それに前田に保健委員は無理だ」
三好は意味深な言葉を呟く。
それはどういう意味だよ、と問いただそうとするがその前に保健室に着いてしまう。
「んじゃ、また後でな。図書室の場所はわかるだろ?」
保健室のドアを開けながら三好が手を振る。
俺も手を振ると諦めたようにニヤっと笑いながら三好は保健室に消えた。

図書室に着くともう既に殆どの学年の奴が集まってきていた。
図書委員は中学生も合同でやる委員会なのでかなり数が多い。
夏はいないみたいだけど。俺は適当に開いてる椅子に座り待つことにする。
あの派手な金髪は見当たらないので、まだ望月先輩もとい委員長は来ていないようだ。
本でも読んで待っていようかなと俺が思っていた時、図書の扉が開いた音がした。
それに気付き、そっちに目を向けると、入ってきたのは目立つ金髪。

望月先輩のご登場だった。

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あきゅろす。
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