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ハルノヒザシ
10
「どうせだったら春日が添い寝してくれれば良かったのに…」
俺が慌てて昨日の事を説明し、犯人は俺であることを中林さんに説明すると、ぶーたれながら中林さんは小木さんの上から下りた。
「だから、俺が違うって言っただろうが…。うー頭痛ぇ」
小木さんが頭を抱えながら起き上がる。
二日酔いか。まぁあれだけ飲めば…。
「朝飯出来てますよ。食べますか?」
味噌汁はアサリですよ!二日酔いには!
まぁ迷信だけど。
食べる、と言う二人に朝飯を用意するため俺は台所に向かった。

「あー、美味いー」
中林さんが味噌汁を飲みながら喜んだ声をあげた。
小木さんは頭がそうとう痛いらしく、黙ったまま食べている。
俺も冷めた自分の朝食を温め直し食卓に付いていた。
既に夏や大家さんや大森さんは食べ終わっていて、夏がぼーっとしながらテレビを見ている。
今日は午前中に用事を終えたい、午後は予定があるしな。
パッパッと全てを終えよう。片付け、買い出しそんなもんか?
いきなり食べるの遅いけど…。
昨日、今日と普通の学校の人は学校があるはずだ。


全てが終わって午後になってから喜介に会いに行こう。


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