長編
永四郎の恋 ３
洗濯物も乾き時間も時間だ・・・・・
そろそろ帰らなくては・・・・
木手「そろそろ帰ります。」
サワー「うん」
なんか気まずい・・・
木手「あの・・・携帯聞いても構いませんか？」
サワー「うん・・・」
恋人がいる女を奪い取るなんて・・・俺はどうかしてるのか・・・
どんな汚い手を使ってでも手に入れたい・・・
久しぶりに俺の血が騒いだ・・・・全国を目指していた時のように・・・・
木手・凛・凛ｶﾉ「お邪魔しました！」
サワー「またね！」
サワーの家を後にした・・・
凛「永四郎がゴーヤーさんを好きなんてな〜！驚いたさ〜！！」
木手「起きてたんですか？」
凛「強引やっし〜！」
木手「他の人に喋ったらゴーヤーですよ！」
凛「わかってるって！」
凛ｶﾉ「協力するさ〜！ﾈｴ〜凛！！」
凛「お〜〜〜！！」
木手「あんまり余計なことしないでくださいよ！！」
凛「へいへい！！」
家に帰り着くなりサワーにメールを送る・・・
to サワー
sub 木手です。
ーーーーーーーーー
俺本気でサワーを奪い取りますから。
今日は楽しかった。
また会えますか？
ーーーーーーーーーー
ーーー送信ーーーﾋﾟｯ
はぁ〜〜〜〜〜
ベッドに転がり携帯を眺める・・・・
（彼氏って・・・どんなやつなんでしょうね・・・）
♪〜
From サワー
sub サワーです
ーーーーーーーーーー
ホントにあたしみたいな女でいいの？
10歳も離れてるのに・・・
もっと若い子がいいんじゃない？
でも今日楽しかった！またコンビニ来てね！
−−−−−−−−−−
コンビニですか・・・・遊んでくれるわけではないようですね・・・
to サワー
sub
ーーーーーーーーーー
年は関係ないでしょう！
俺はサワーがいいんです。
明日寄ります！
何時に終わりますか？
ーーーーーーーーーー
返事は来なかった・・・
寝たのか？
ガチャ・・・・
勢いよく部屋のドアが開く・・・
「お母さん・・・・何のようです？」
ｵｶﾝ「そんな携帯ばっかりサワってないでさっさと風呂に入るさ〜〜〜」
「はいはい・・」
ｵｶﾝ「好きな子でも出来たば？？」
「ナゼです？」
ｵｶﾝ「女の勘さ〜」
「一応女でしたね・・」
ｵｶﾝ「失礼さ〜」
お母さん確かに鋭い勘・・・侮れないですね・・・・
ｵｶﾝ「んで！どんな子なんだば？？」
「関係ないでしょう！」
ｵｶﾝ「大有りさ〜！もしかしたら嫁になるんやっし〜！」
「嫁ですか・・・・」
ｵｶﾝ「年上ば？」
「ええ！」
俺は何を喋ってるんだ・・・
ｵｶﾝ「へ〜〜〜〜！一つ年上の女房は金のわらじ履いてでも探せっていうさ〜〜！！」
10ｺなんて言えない・・・・・
「そうですか・・・とにかくもう出て行きなさいよ！！」
ｵｶﾝ「まぶや〜 まぶや〜 がんばるさ〜永四郎！！」
風呂はいって寝よ・・・
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