長編
甘い木手?
甲斐君との海以来あたしは勝手に失恋のチョットした凹みに入っていた。
あたし甲斐君が好きだたのかもな・・・
なんて今さらながらそんな事考えながら今日もバイト。
しかも最悪な事に厨房・・・・。
今日は何させられるのかな・・・・・
永「ε-(ーдー)ハァ・・・今日もキミですか・・・」
( ´△`)アァ-また始まった・・・
あの優しい瞳はあたしの見間違いだったに違いない。
深いため息をつきながら今日も皿を洗ったり、雑用をこなした。 今日は甲斐君もお休み・・あたしに逃げ場はないな・・・・。
永「ゴーヤーさん・・・・」
「はい。」
永「顔色がよくありませんが?何かありましたか?」
「え?」
永「失恋したんですか?(妖笑)」
「余計なお世話です!」
永「図星ですか・・・ククッ」
((o(>皿<)o)) キィィィ!!ヤナやつ!
ホントにホントに少し凹んでるんだから・・・・
下唇をかんで潤みそうになるのをグッと堪えた。
ナデナデ・・・・・
永「泣きたい時は泣けばいいと思いますよ?」
意外な木手の行動に戸惑いながらもなぜか安心してしまった。 ポロポロとあふれ出してくる涙をとめることが出来ずに下を向いた。
ぎゅっ・・・・・
木手は何も言わずに抱きしめてくれた・・・・
涙が止まるホンの少しの間だけ、何度も髪を撫でてあたしをなだめてくれた。
あんなに苦手だった木手の胸を借りてるなんて信じられなかったけど、なんか素直に泣けた。
要約涙も止まり見上げた木手の目はやっぱり優しかった。 深い瞳。 何もかも見透かしているようで、でもイヤじゃなかった。
永「泣きたくなったらいつでもどうぞ。」
「すみません。・・・・」
永「構いませんよ。」
こんな少しのやり取りなのになんか頭のモヤモヤもすっきりしていた。
この二人の現場を目撃していた一人の男・・・・。
運悪く休みなのにバイト先に来てしまっていた甲斐裕次郎18歳・・・・・
失恋||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||
どうする・・・・どうする・・・・どうする甲斐裕次郎!!!!!!!!
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