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☆太陽と月の旋律(海白)

まるまる様リクエスト海白。









気付くとその姿を目で追い。
終始絶えぬ笑顔に、思わず口元が綻びそうなのを抑える。
「………」
彼の許は心から明るく暖かい場所なのだと、自分の魂が呟いているのが解った。

「朽木隊長さん、手が止まってるぜ」

私とした事が、下らない感情に負けて手を止めてしまった。
最近はいつもそうだ。
こいつが居る時に限られるのだが。

「…貴様こそ止まっているだろう」
「それはアンタが先に手を止めたから気になって…あ、まさか俺に見とれてたとか…?」
「下らぬ、貴様に仕事を頼んだ私が馬鹿だった…もう良い、去れ」
「何だよノリが悪いな。…一人でこんな執務量熟すなんて大変だろ?真面目に手伝うから…お前も素直になれよ、な?」

宥めるような視線で見つめられ
整えた髪も掻き回される。
まるで私を子供であるかのように扱う

年下なのは確かだが。

「………また執務中に冗談を口にしてみろ。十三番隊の副隊長とは言え容赦はせぬ」
「へいへい。」

やる気無さそうに返事をした後、それから先は本当に無駄口を叩かず執務に集中しているようだった。
真面目な奴だ、と思いつつ、また暫く手を止めて彼を見てしまっていた。

そして一瞬視界が暗くなり、目の前にその男の顔。
「!!!」
「…そこまで真剣に見られちゃ仕事に集中できないだろ。」

気付いていたとは知らず、素直に驚いた。
「っ!…………」
「そんなに俺が好きか?」
「違う」

いつもなら『勘違いをするな』くらいの科白を吐けた筈が。
何も言葉が出てこなかった。

『図星』だった。

「『違う』?そんな仕事をすっぽかしてまで見てるのにか?…俺はアンタが好きだけどな。お月さんみたいで、澄ましてるけど綺麗でさ。」
「……………」

今度は呼吸が出来なくなった。
顔が紅潮していくのも解る。鼓動の高鳴りも止まずにいる。
無自覚だった、此処まで惹かれていたとは。

「素直に言えば良いのに、言ったらすっきりするぞ?隊長がな、『自分の想いは心に閉じ込めちゃいけない』ってよく言ってる」
「…私と浮竹は違う。」
「そうだけどさ…」

言ったら何処まで行くか解らない。
詰め込んでいたものが爆発するに違いない。
「そんなに見ても言わん、執務に戻れ、手伝わぬならば帰れ」


だからもう
そんなに近くで見つめるな。



その笑顔は私には眩し過ぎる。




FIN………





◇◇◇


最後意味不明ー!Σ( ̄□ ̄;
これはリクエストを80%無視という暴挙ではないでしょうか。
海白って所しかあってない!(笑)

怒られる覚悟も『やり直せ』って言われる覚悟も出来てます。

ごめんなさいm(T□T)m




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