批評想草 一作目A ■この作品の問題点 この作品の最大の問題点は、絵に対する基本的な感覚がないことでした。絵は、物質や感情の模写であり、模写を変形したものです。ですが、この作者さまの場合、その考えが感じられないものでした。絵は他人の絵の模写であると考えているのではないか、そう思えてしまうほどに己のない絵でした。 そのため、「骨格どうの、色合いどうの以前の問題であり、デッサンによる模写や観察を必要とする」と判断いたしました。 その後、依頼者様から批評に対しいくつかの質問を頂き、メールにてお答えする形をとりました。 [前へ][次へ] [戻る] |