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絶チル小説
L
まずは6人で、どこに行くかを決める。



しかしチルドレンと智尾の4人は、まだ昼ご飯を食べていなかった為、喫茶店で食事を摂りつつ、東野は智尾に何処に行きたいかを聞いた。






東野「智尾、なんか行きたいところとかあるか?」

智尾「そうだなぁ…。」






考えた智尾は1つ提案をした。






智尾「それなら街を回りたいな。オレさ、今まで……ん?」

葵「……、……。」



智尾が話を続けようとした時、葵が視線を送り、テーブルの下からブロックサインを出してきた。

手を組み、緑色に光らせた後に、バツマークを作った。



すなわち、エスパーとして、バベルの一員である事を隠せということであった。






そして智尾はそのサインを読み取った。






智尾「…この街に来たばかりなんだよ。だからこの街を知りたいなって…、いいかな?」



葵のサポート付きの智尾の主張は終わった。

東野とちさとは、智尾の主張を聞き入れた。



東野「分かった。じゃあどっかを適当に回ろうぜ。」

ちさと「適当じゃダメだよ東野くん!しっかり回ろうね、智尾くん!」

智尾「ありがとう、将にちさと。」




話は決まった。



薫「よぉし!じゃあ行くか!」



同時に薫は勢いよく立ち上がり、意気揚々と出口へ向かった。






智尾「お、おい薫…、お金は…!」

薫「あぁ、…智尾払っていて!」

智尾「はぁっ!?」

葵「じゃあうちも〜。」

紫穂「ごちそうさま!」



3人は知らん顔でレジを通り過ぎ、結局智尾が4人分の代金を支払う事になった。






智尾「トホホ…。皆本さんの気持ちがよく分かるや……。」

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