絶チル小説 L チルドレン「え…。」 東野・ちさと「……!」 チルドレン達は、智尾にいきなり下の名前で呼ばれ、少し驚いた。 そして東野とちさとは、友達である女の子達を下の名前で呼ぶ、初対面の男の子の姿に驚いていた。 智尾「あ……ぇと…その……。」 智尾は予想していた反応より少し違っていたのと、そこに初対面の人がいたので、少しパニックを起こしていた。 薫「何だよ智尾?どうしたんだ?」 そんな止まりかけた空気の中、薫は何事もなかったかのように切り出した。 智尾「あ…、…む、迎えに来たんだよ!」 そして智尾は、薫の気遣いに応えた。 その空気に流れに、葵と紫穂も続く。 葵「な、なんや。今日は智尾はんが来てくれたんかいな?」 智尾「いや、僕はここまで来ただけだよ。車で皆本さんが待ってるよ。」 紫穂「じゃあ、皆本さんを待たせる訳にはいかないわね。行きましょ!」 智尾「お…、おう!」 智尾はチルドレン達を名前で呼ぶことが出来て、4人はそのまま車へ向かった。 東野「で、あいつは何だったんだ?」 ちさと「さぁ…?」 東野とちさとは、完全に蚊帳の外だった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |