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絶チル小説
H
皆本「悩みか何かあるのなら、遠慮なく言ってほしい…っていうのはよくあるけど、話をしたところで、必ず悩みを解決できる訳ではないし、自分でそう思ってるのなら、無理に言わなくてもいいと思うな。言いたくないこともあるなら尚更だと思うし。」






皆本は第三者の視点に立って、智尾がどのように見えてるかを当人に分からせつつ、そしてやはり優しく話を進めた。






そこで智尾は、話を逸らせる意も込めて質問した。






智尾「言いたくないこと…皆本さんにも?」

皆本「え?…まぁ僕もそうありたいけど、あの3人や賢木のお陰で、一切の隠し事が出来ないだけだよ。あっはっはっはっ!」

智尾「は…はぁ。」



皆本らしくない豪快な笑い飛ばしだった。



それだけ皆本は、普段からチルドレンのことを想っている証拠でもあった。






皆本「…あぁごめんごめん。…ただこれだけは覚えてほしい。ここにいる人達はは、みんな智尾くんの味方だよ。」

智尾「………。」



再び智尾は黙ってしまったが、最後に皆本は喋った。。









皆本「君は…その気になれば何にでもなれるし、どこへだって行ける。それを止めることは誰もしないよ。…また落ち着いたら、話をしよう。今日は時間までこの部屋に居ていいよ。」



それだけ伝え、皆本は智尾を連れ出すことなく、部屋を出た。

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あきゅろす。
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