絶チル小説
J
壁にたたき付けられて、床に落ちて来た皆本に近付き、心配をする智尾。
智尾「あ、あの…、大丈夫ですか…?」
皆本「あ…あぁ、こんなのは日常茶飯事だからね。」
この時、皆本と智尾は、他の皆からは離れた所にいた。
遠くでは、智尾の住居先について話し合っていた。
桐壺「う〜ん、困ったねぇ…」
柏木「ここにも宿泊用の部屋はないそうです。」
奈津子「いっそのこと、呉竹寮に住まわせるとかは?」
ほたる「智尾くんは男の子よ。それは流石に可哀相よ。」
谷崎「いっそのこと私の自宅にで…」グシャ
ナオミ「あんたと一緒にいたら変態になる。」
…一見真面目そうには見えないが、実はかなり真剣に話をしている。
皆本「…あ、そうだ。宮野くん。」
智尾「はい、なんでしょうか?」
皆本が智尾に話し掛けた。
それは、智尾が『ある事』を出来るかどうかを聞くためだった。
皆本「宮野くん、君は………家事は出来るかい?」
智尾「家事ですか?はい、まぁ一通りには…。」
この言葉に、皆本の意志は一気に変わった。
皆本「局長!宮野智尾くんは、僕の家でお預かりします!」
桐壺「そうかね!よかったよかった…」
こうして智尾は、皆本の家に厄介になることに決まった。
薫「へぇっ?いいのかよ皆本!?」
皆本「あぁ。二言はないよ。」
葵「でででででも!うちらと……女の子と一緒に暮らすんやで!?」
皆本「大丈夫だよ。君達のルールを宮野くんに教えればいいさ。」
紫穂「相手は男の子よ!私達がなんかされたら…」
皆本「そんな心配はないって…。」
チルドレン達も和解し(?)、智尾は正式に皆本の家で暮らすこととなった。
智尾「で、でも…、女が3人いる中で暮らすって…。」
智尾は悶々としていた。
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