絶チル小説 D 挨拶をそこそこに済ませ、智尾の希望を成すべく、まずはバベルの医務室に連れていった。 まずはそこで、智尾の超能力の超度の調べる。 桐壺「賢木くん、いるかね…」 賢木「うっひょぉぉ!流石は明石好美さん!これもまた最高だ!」 その超度を調べる医者は、バベルの接触感応能力を駆使する医師、もといバベル一の女垂らし医師、賢木修二である。 賢木「やっぱり好美ちゃんは…」 桐壺「賢木くん!!勤務中に何をしているんだね!」 賢木「のわぁ!きょ、局長!」 …そして、賢木の超能力による診断が始まり、賢木が智尾に触れる。 賢木「えぇ〜と…、名前は宮野智尾くん。……なるほどなるほど…、」 賢木の能力、接触感応能力…サイコメトリーは、触れた物の情報や、人の考えや性格が分かる。超度が高ければ高いほど、より正確な情報が入ってくる。 賢木「それでそれで……ん?」 桐壺「どうしたのかね?」 しばらく診断していると、突然賢木は難しい顔をした。 その理由を桐壺に話す。 賢木「一部分の記憶が削除されています。しかも人為的に…。」 桐壺「そ、そうか…。」 再び賢木は診断を続けた。 賢木「なるほど…。智尾くんはサイコキノであり、テレポート能力も持ってます。超度も低くはない。特務エスパーには、十分な力です。」 持っている超能力とその超度を調べ、こうして智尾の診断は終わった。 しかし、賢木の力では、智尾の消された記憶を探ることは出来なかった。 すなわち信頼性に少し問題が残るが、エスパーを保護するのがバベルの方針でもあるため、智尾を認める形をとった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |