イゾウ夢小説
大きい人
「…少し歩くが大丈夫かよぃ?」
「御姫さんは牢から出た事ないんだろう?歩くのになれてないんじゃあないかぃ?」
「俺が運んでやるよ!!」
ーグィ!
「……!?」
「……エース、いきなり抱えるから御姫さんがびっくりしてるじゃあないかぃ」
「…とりあえず行くかよぃ」
ートントン
「オヤジ、入るよぃ」
「……あぁ」
ーガチャ
「わぁ……おっき…」
「グラララララ、でけぇか?」
「……閻魔様か神様ですか?」
「グラララララ、俺が閻魔とはなぁ!あながち間違ってねぇかもしれねぇが、神様はねぇかもなぁ!グラララララ、んでお前さんは誰だ?」
「……こいつはいきなり甲板に光と共に現れたんだよぃ」
「……そうか、名前は何て言うんだ?」
「あ…ケイといいます」
「グラララララ、面白れぇ!お前俺の娘になれ!!!」
「「はぁ!?」」
「あ!あの!私……化物なんです!!!」
「あぁ?お前が化物ってんなら俺は何なんだろうなぁ?グラララララ、心配するな娘1人可愛いもんだ」
ーーポロッ
ーーーーポロッ
「お…おぃ、どうしたんだよ!?腹でもいてーのか!?」
ーーーふるふる
違うって言いたいのに首を振るしかできない
「グラララララ、詳しい話はマルコから聞く。イゾウ部屋に娘を連れてってやれ」
「…あぁ。……御姫さん、ちょっといいかい?」
ーーーひょいっ
「……きゃっ」
「すまないねぇ、少し歩くから大人しくしててもらえるかぃ??」
びっくりして涙が止まってしまった
「……はぃ。」
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