イゾウ夢小説
まだ見ぬ夢
ごめんね、、ケイ……お母さんのせいでごめんね。
小さい頃から言われてた言葉が頭から離れない。
昔、初めて力を使った時、お父さんとお母さんに化け物を見るような目で見られたのを覚えてる。
小さい時の私は何だかその顔が凄く嫌で、もうお父さんとお母さんの前では力を使うのをやめた。
いつでも力を使えば出れる私の家。
でもけして出れない家。
小さい頃に1度「ここから出たい!」と言った事がある。
お母さんもお父さんも、ごめんね、ごめんね、って悲しそうに言うからもう出たいなんて言うのは辞めた。
(せめて、お父さんが昔言ってた海…見てみたいな…)
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