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イゾウ夢小説
意外な力
ーーーーザァ



ーーーーーーザァ




「……えっと、いいですか?」



「……あぁ」



ここのみんなは物を動かしたりしないのだろうか……やっぱり私が化物だからだろうか…



「……御姫さん、力の事を気にしているのかぃ?…大丈夫さ、ここには御姫さんが言う力とは違うかもしれないが、人と違う事が出来るやつもいる、大丈夫さ」



「あ…ありがとうございます!」



「あぁ…ククッ」



「!!それでは!」



手を前に出す


上に上げて


手前にひく



「……ほぉ…」



「……あの、触っても…?」


「……あぁ……いいよぃ」


まさか水を動かせるとはな…



「わぁ…冷たい……」



「……ケイ、それは触れるだけかよい?」



「……??」



「あーーー!!!ケイ!!!」



ーーーードタドタ



ーーーーーーードタドタドタドタ



「なぁなぁ!お前!それ!!」



「…?」



「水じゃねぇのか??それ!」



「あ……水です」



「なぁ!それ、お前がしたのか!?すげえな!丸以外出来ねぇのか?!」



「できますよ?何がいいですか??」



「……肉!」



「「「肉かよ!!」」」




「みんな好きだろ!肉!」



「……そういう問題じゃねぇよい」

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