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SとCの攻防戦
※ザックス総受けです。
セフィロスとクラウドが変態で頭の可哀相な人になってます。お腹が真っ黒なクラウドが嫌な方は回れ右。

























クラ「ねぇザックス、今日のパンツ何色?」

ザク「………あれ、おかしいな、幻聴が‥」

クラ「俺は紐パンがいいなっ」ニコッ

ザク「幻聴じゃなかったよ!ていうかそんな天使のような笑顔で聞くことじゃないよね!?」

クラ「だって恋人のパンツ事情は知っておきたいでしょ?」

ザク「…俺達いつ恋人になったのクラウドさん。そしてパンツ事情って何」

クラ「あ、でもあえて聞かないでおいて脱がす時の楽しみにするのもいいかもね」ニコニコ

ザク「(あの可愛かったクラウドはどこ?!笑顔と言ってることのギャップがありすぎて怖いよ!)」

セフィ「ザックス、俺は黒の総レースがいいぞ」

ザク「うわっどっから出て来たんだアンタ!?」

クラ「出たなイカ野郎」

セフィ「ふん‥チョコボ風情が、俺のザックスを脱がすなど百万年早い」

ザク「何言ってんの!?つか俺アンタのじゃねぇから!!」

クラ「そうだ。ザックスは俺のだ」

ザク「……クラウド、どうしちゃったんだよお前‥俺達トモダチ、だろ?」

クラ「違う!俺とザックスは将来を誓い合った仲だ!」

ザク「力いっぱい否定されたよ!それにそんなこと誓った覚えないし!俺もう泣いていい?!」

セフィ「調子に乗るのもいい加減にするんだな。お前がどんなに俺達の仲を邪魔しようとコイツは俺の妻になる運命にある」

ザク「おいコラふざけんじゃねぇぞおっさん」

セフィ「なんだザックス、とうとう嫁に来る決心がついたか?」

クラ「寝言は寝てから言えよおっさん」

セフィ「俺をおっさん呼ばわりしていいのはザックスだけだ!」

ザク「えぇ…」

セフィ「何故そんな嫌そうな顔をする」

ザク「いや‥気持ち悪いなと思って」

クラ「ほら、ザックスもアンタの顔を見ただけで吐き気がするほど気持ち悪いから早く死んで欲しいってさ。わかったらさっさと俺達の前から消えな」

ザク「流石にそこまでは言ってないよ!?」

セフィ「ふっ‥チョコボ、お前は何もわかっていないのだな。ザックスは既に身も心も俺のものだ。潔く諦めろ」

ザク「あ、ごめん今やっぱり心底死んで欲しいと思った。妄想も大概にしろやこの変態野郎」

クラ「なっ‥!ザックスもしかしてもうこの白髪頭に掘られちゃったの!?」

ザク「掘られてないっつの!というかクラウドその顔でその発言は止めてくれないかな」げんなり

セフィ「これは白髪ではなく銀髪だ」

ザク「ツッコむところはそこなのかよ。それよりそろそろ仕事に戻ったほうがいいんじゃないの多忙な神羅の英雄さん」

セフィ「つれないなザックス、あの夜はあんなにも俺を求めてきたというのに」

ザク「頼むから俺をアンタの妄想に巻き込まないでくれ」

セフィ「まぁそう恥ずかしがるな」

ザク「誰がだ!そもそも俺は女の子が好きなんだよ!だから男なんて論外なの!」

セフィ「…まさかお前、既に女がいるのか」

クラ「そんな‥!俺は遊びだったっていうのかザックス!」

ザク「妄想織り交ぜながら会話すんのホントやめて下さい」

アンジ「コラッお前達!そこで何をしているんだ!」

セフィ「どうしたアンジール、そんなに青筋を立てて」

アンジ「どうしたもこうしたもないだろう!一般兵達からの苦情を聞きつけて来てみれば…まったく、英雄ともあろう者が情けない」

セフィ「…何が言いたい?」

ジェネ「つまりアンジールは食堂の前という人目の多い場所でそんな下らん討論をするなぞソルジャーの品位を疑われる。1stとして恥ずかしくはないのか、と言いたいらしい」

ザク「あれ、ジェネシスいたんだ」

ジェネ「殺すぞ子犬」

ザク「なんで!?」

セフィ「アンジール、お前の説教は聞き飽きた。第一そこのチョコボが俺につっかかってくるのが悪いんだ」

アンジ「お前‥まだ年端もいかない一般兵の少年の所為にするなんて大人げないと思わないのか」

セフィ「コイツの見た目に騙されるな。表面では良い子を演じていても腹の中は真っ黒dグハァッ」

クラ「サー・アンジールっ!!」ぎゅうっ

アンジ「うおっ!?いきなりどうしたんだストライフ」

クラ「あの、俺‥お恥ずかしながら他人が苦手で、こんなだからずっと友達もいなくて…唯一明るくて優しいザックスだけが俺のたった一人の大切な親友なんです。でも、その‥セフィロスさんに一般兵の俺とソルジャーであるザックスじゃ釣り合わないって言われてしまって、つい口論に…ソルジャーの方に意見するなんて身の程も弁えず、サーにまでご迷惑をお掛けして本当にすみませんでした‥」しゅん

アンジ「そうだったのか…いいや、君は謝らなくても大丈夫だ。アイツには俺からもよく言っておくからな」

ザク「…さっきその口ではっきり友達じゃないと言われた身としてはその褒め言葉をどう受け止めていいものかわからないんですが」

ジェネ「ほう、たかが一般兵だと思っていたがあのチョコボ頭もなかなか侮れないな」笑

ザク「なぁ‥それよりもセフィロスの奴、鳩尾にクラウドの一撃入ってからピクリとも動かないんだけど…」

ジェネ「……死んだか?」

ザク「縁起でもないこと言うなよ。アンタら友達なんじゃないのか」

クラ「さぁザックス。邪魔者は消えたことだし早速二人で夜の街にでも繰り出そうか」

ザク「邪魔者ってお前…アレ仮にもお前の上司だろ」

クラ「何言ってるのザックス。俺にイカの上司なんていないよ」ニコ

ザク「爽やかな笑顔でさらっと酷いこと言ったよこの子」

クラ「そんなことよりほら、早く行こう?」←上目遣い

ザク「え、ちょっ」

セフィ「ちょっと待ったぁぁあ!!」

ザク「うわ生き返っちゃった」

セフィ「貴様とザックスを二人きりになどさせてたまるか!」

クラ「‥チッ」

ザク「クラウドさん、そんな凶悪な顔で舌打ちしないで下さい」ガクガク

セフィ「やはりお前にはどちらがザックスに相応しいのか直接体にわからせる他ないらしいな…って、ん?」ガシッ

アンジ「セフィロス、お前に話がある。ちょっとソルジャーフロアまで来い」

セフィ「なっ‥おいっ放せアンジールッ!!俺はコイツに用があるんだっ」

アンジ「コラッ暴れるな!ジェネシスも見てないで手伝ってくれ!」

ジェネ「面倒だ」さらり

アンジ「お前というやつは…!」

ジェネ「俺じゃなくてそこのチョコボを一緒に連れて行けばセフィロスも大人しくなるだろうが」

クラ「えっ」

セフィ「まぁそれならいい」

アンジ「む…そうだな。すまないストライフ、一緒に来てくれるか?」

クラ「えと、はい‥俺でいいなら…(この馬鹿英雄いつか殺す)」





ザク「…行っちゃったよ」

ジェネ「良かったじゃないか。セクハラ魔がいなくなって」

ザク「……俺、アンタには一生かなわない気がする」

ジェネ「なんだ今頃気付いたのか?この絶世の美男子である俺とお前のように薄汚い子犬では比べるまでもないだろう」

ザク「ほんとアンタって呆れるくらいナルシストだよな‥」

ジェネ「フン、俺が美しいのは事実だ」

ザク「…ところでジェネシスはなんでアンジールと一緒にここへ来たんだよ。いつもなら面倒だとか言って一人でソッコー帰るくせに」

ジェネ「面白そうだったから。他に理由などない」

ザク「……そうですか(1stって変人ばっかりだな…)」





そのうち自分も変人の仲間入りを果たすことになるザックスなのでした(笑






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あきゅろす。
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