impatient
通学方法
紗奈が大学生になった春の話。
「大丈夫です。電車で行きます。高校の時も電車通学でしたし。」
「駄目だ。車で行け。」
「あんな運転士付きの高級車で学校に通ったら目立ってしまって。」
「大して目立たないだろう。うちにある車が全部嫌なら新しく買えばいい。」
「そこまでしなくても…。」
「どうしても電車がいいのか。」
「はい。」
「そうか。紗奈は人前で身動きの取れない状態で顔もわからぬ他人に体のあちこちをまさぐられ複数の男の物を受け入れ中に出されたいのか。」
「……っそ、そんなこと言ってません!」
「言っているだろう。そんなにされたいのなら俺がしてやる。」
「えっ!?や……きゃあああっ!」
その後、紗奈は息も絶え絶えに、送迎車で通学することを承諾した。
---Fin
2009/05/06
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